今回は海外旅行の際にネックになる荷物を軽くしたり、減らす方法について取り上げたいと思います。
海外旅行に限らず、日本国内でも地方空港から格安航空(LCC)を利用したり、あるいは夜行の高速バスで東京から京都・大阪まで節約をしながらお得に移動をしたりといった事もあるかと思います。
その際にネックになるのは持ち込み手荷物、機内預け荷物を含めた荷物全体の重さと体積(ガサ)です。
ベトナム・ハノイにてLCCのジェットスターに乗り込むところ |
荷物が重くて体積も大きい(スペースが必要)場合は、自宅や職場から空港や駅まで荷物を持って移動するだけで疲れてしまいますし、東京など都市部の電車内では時間帯によっては「企業戦士」ともいうべき通勤の方達でごったがえしたりといった「戦場」ともいう車内に乗り込んで移動しなければなりません。
そういった点では持ち込み荷物の大きさや重さに制限があってもトランクにも荷物を預けられ、確実に座席に座れる高速バスで最寄の空港あるいは空港付近まで移動した方が鉄道移動よりも楽ともいえます。
さて、目的地についても当日宿泊するホテルなりホステル(ゲストハウス)なりに辿り着いて荷物を置くまでは、その重くてがさばる荷物をよいこらしょと運ばなければなりません。新興国など国によっては駅にエスカレーターやエレベーターなどのインフラが設置されているとも限らないのが旅の良い点でもあり悪い点でもあります。
海外出張やせっかくの羽伸ばしの海外旅行でも、道中で雨が降っていたら折りたたみ傘を片手に持ちながらの荷物の移動は最悪ですし、蒸し暑い国では汗ダクのタランティーノとなり、路線バスや地下鉄の車内で汗が冷えて、、、荷物を抱えてまさかのトイレに駆け込み寺、、、なんて事も自分の経験上あります。
そういった状況下でも、手荷物があとほんの数キログラムでも軽かったり、コンパクトに収まったらどうでしょう。少しは移動が楽にならないでしょうか。
また、ギリギリの外角高めのところで機内預け荷物の超過料金を防げるという事にもなるでしょう。
LCC(格安航空)においては航空会社にもよりますが、荷物の大きさや個数の他、特に重さについて厳しいです。
せっかく安い航空券が取れても、荷物の超過料金を取られてしまっては意味が無く、楽しいはずの旅行もちょっと気持ちが落ち込みかねません。
ではどのようにして荷物を減らしたり、軽くするのか、自身の経験を元にまとめてみました。
・持ち物を必要最低限にする
基本中の基本、イロハのイですが、利用する航空会社や高速バス、海外の高速鉄道の持ち込み荷物や預け荷物の規定(大きさ、個数、重さ)をきちんと把握するという事です。これは各社によってルールが違うので一概には言えませんが、盲点的な注意点として、高速バスでは2階建て(ダブルデッカー)のバスなどは座席頭上の網棚のスペースやトランクスペースが非常に限られていたり、チェコのプラハの地下鉄やトラムでは大きなバッグの車内持込には手荷物料金が別途必要といった事もあり、格安航空会社の利用以外でもこういった荷物の持ち込み規定を把握しておくとトラブルによる時間の消失や嫌な思いを避けやすいです。
東京から夜行高速バスで大阪・なんばOCATへ向かう途中 |
加えて日本国内の空港までと空港から自宅あるいは職場までの移動に限りますが、荷物の宅配サービスを使えば、手元の軽い小型リュックサック程度を当日持ち運ぶだけで、大きくて重いスーツケースなどの荷物は空港で受け取るという手もあります。
→ヤマト運輸の空港宅急便
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/airport/
荷物の規定に関しては、大抵は大きさや重さの基準が航空会社等のウェブサイトに記載されているので、軽量のスケールやメジャーを携帯して重さや大きさを計るというのも手です。
トラベルラゲッジスケール Travel Luggage Scale 35Kg/メジャー1m W9.7×D4.5×H23.5cm シンプル アナログ おしゃれ
↑このアイテムは重さをキログラムとポンドの2つの単位でかつ電池無しで計測できるだけではなく、長さも計れるので一石二鳥な上、重さはわずか165gと軽いのが特徴です。
なお、荷物として枚数が多くなりがち、つまり重くなりやすいのが下着やTシャツ、靴下等でこれは宿泊数やバックパッカーなど旅のスタイルにもよりますが、必要最低限の枚数で大丈夫です。
具体的には私の場合は下着や靴下等は機内持ち込みの小型リュックサックに1日分(ロストバッゲージ対策として)と機内預け荷物の登山用バックパックかスーツケース(コロコロ)に2~3日分程度です。
【ふるさと納税】8016スーツケース(カーボングリーン)
行き先がドイツやアメリカの場合は、お店によってはユニクロに値するような大衆店を選べば余程の円安でも無い限りそれほど高くも無いので、どうしても必要ならば現地で必要な時に必要な分だけを買うようにしています。
また、例えば蒸し暑い東南アジアでは洗濯物が乾きにくいかと思いきや、裏ワザを使えば意外とよく乾きます。
私の場合はホステルの洗面所で手洗いして、手で軽く絞った後にバスタオルやフェイスタオルと絞る事で水分をタオルに移して脱水をしています。
エアコン(クーラー)や特に壁掛けの首振り扇風機がある場合は、薄いTシャツや下着類は一晩経って翌朝にはかなり乾いているので、朝の時点で反対側に洗濯物をひっくり返しておけば帰宅する頃には十二分乾いていたりもします。
この考え方は日本の入梅時の洗濯物の乾き難さにもサーキュレーターや扇風機を使って応用が出来ます。
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また、ドイツなどヨーロッパでも寒さが厳しい地域ではホステルのドミトリーやホテルの個室でも室内やシャワー室内にセントラルヒーティングという配管に温水や温めたオイルが張り巡らされた暖房設備があるのでこのヒーターの上に洗濯物を置けば、ほんの数時間で乾きます。
ホステルではドライヤーなど設備も自ずと予算的に限られたりもしますが、ホテルに宿泊する場合は、フェイスタオルやバスタオルに水分をしみこませたり、フロントで借りたアイロンやアイロン台を使って気になるシワをとりながら強制的に衣類を乾かす事も出来ます。
この際にシャワー室なりに干すためのロープ(紐)やハンガーがあると便利です。
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・捨ててくる
以外かもしれませんが、着たら洗わずに「捨てる」というのも選択肢のひとつです。これは軽さやスペースの確保の他、洗濯手間を減らす事にもつながり、あえてボロい下着や靴下などを履いたり、カバンの中に入れておき、使用済みになったら洗わずに捨ててスペースと軽さの確保をするという訳です。ボロい物を身につけていても、下着類や靴下は一般的に特殊なシチュエーションでもない限り、表(外)からは見えないですし、処分して得た軽さやスペースをお土産にまわすという事も出来ます。
なお、海外や国内現地でのお土産を買うと重くて嫌だという方は宅配サービスもあります。
→ 【H.I.S.地球旅市場】海外・国内おみやげ宅配便
・上級者向け(プロバックパッカー)?の荒業
これは発想を変えて身に着ける事により、預け荷物の重さや体積を軽減させるという方法です。特に冬の場合はマフラーを首にからめたり、コートやダウンジャケットのポケットには辞書(ワーホリ/ワーキングホリデーや語学留学の場合)を入れたり、手袋やニット帽はかぶったまま、サングラスはバブルの頃の青年実業家みたいに頭にかけたままチェックインカウンターで笑顔でやり過ごすという方法です。(顔から汗が垂れているかもしれませんがw)
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ただし、予備のズボンを首に巻いたり、靴下や下着類、折りたたみの傘などをポケットに入れるなど場合によっては度が過ぎてしまうとマナーや倫理を問われかねなかったり、暑くて脱水症状を起すという事にもなりかねないので、そのあたりは各人の責任と良心のもとでご判断を。
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まぁ某トレンディ俳優みたいにピンクのセーターをX字上に背中に羽織るのは軽量の為の禁じてでもなくオシャレとも言い切れるかもしれませんが。(靴下も履かずにあえて素足に革靴というのも大人のオシャレかもしれませんw)