三度のご飯よりもディスコで踊る事が好きなストーンヘッド鈴木です。
引越し前の旧ブログでは何回かストーンヘッドの投資のスタイルについて紹介してきたかと思います。
弱小零細ながらも投資、そして「分散収入ライフ」をしていくにあたり、投資の手法や銘柄研究、試行錯誤を通して投資のスタイルが以前と変わってきています。
一方で、ある程度勉強してたどり着き、今も変わらなく意識をしていることがあります。
それは
1、わからない事には手を出さない事
2、タマゴはひとつのカゴに盛らない事
3、損をしない事
4、3を繰り返す事
5、休むも相場
という事です。
投資をしていく中で投資対象や手法が変わったとしても、これら5つの事を常に頭の片隅に意識をし続けています。
私も慈善活動家ではないので、投資によりキャピタルゲインなりインカムゲインなりなんらかの利益を得る事を目的としています。
一方で利益を得るという結果を出す為の投資の対象や手法については、これは半分答えがあって無いようなもので、まさに十人十色といっても過言ではありません。
例えば投資の対象の一例として以下が挙げられますが、
・株式
もう少し具体的には、、、
ーー日本株
ーー中国株
ーー米国株
ーーベトナム株などなど
・FX
・CFD
・ビットコイン(仮想通貨)
・VALU
・不動産
、、、などなど世の中には実に様々な投資や投機対象があり、そして手法もたくさんあります。
どんな投資対象にどのようにどれくらいの金額や期間を投資していくかというところで、みなさん悩んだことがあるのではないかと思います。
悩めば悩むほど、出るのはため息と屁くらいのもんです。
ドツボにハマってしまうと、そのうちハゲてしまうなんてことも、、、
実際、私は何か物事の選択をする際によく考えたり調べたりするのですが、やっぱり最後はどっちを選択するのか悩んでしまいます。
最近鏡を見て思うのは悩んで選択を決められない為かわかりませんが、額が相当上がってしまいました。
上がるのは男前という事だけにしてもらいたいものです。
この悩みで失った時間と毛は計り知れない物があります。
悩みに時間を費やすよりも合理化できるところは合理化し、
節約できた時間でディスコミュージックをYoutubeで聞いたり、きれいなオネエさんと一緒にコーヒーでも飲みたいものです。
<理想>
冗談は顔だけにして、前置きが長くなりましたが、ここから本題に入っていきたいと思います。
理想としては資本主義の仕組みを利用して配当金再投資により複利効果を使って資産を増やす事です。お金がお金を産む、まさに金のなる木を育てていくといっても過言ではありません。
この不労所得の仕組みを使えば配当金による配当金生活の他にも、場合によっては毎年の海外旅行費用や全額ではない物の、航空券やホテルなどの多少の足しにする事も出来ます。
いろいろ考えた結果、何事にもセンスの無いストーンヘッドは、銘柄にもよりますが、投資対象は比較的低リスクかつ初期投資資金が少なくても投資可能な株式投資、そして銘柄は国内上場のETFが向いていると考えました。
ETF投資の特徴のひとつに売買単位や初期投資資金の少なさがあります。 ETFは一般的に1口(1株)単位から売買が出来、一例として
・証券コード1478
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
を挙げると2017年5月30日の終値時点で1口(1株)あたり2,008円なので売買単位が1口(1株)なので2,008円あれば購入が可能なので多額の初期投資資金がなくても投資がしやすいです。
なお、売買には一般的に買い付け時、売却時にそれぞれ手数料が必要となりますが、以下のサービスを利用する事で売買手数料を無料や実質無料にすることもできます。
<松井証券>
1日あたり合計10万円までの売買の売買手数料が無料。
<カブドットコム証券(カブコム)>
1557 SP500 ETFなど「フリーETFサービス」の対象銘柄の売買手数料が無料
<GMOクリック証券>
4784 GMOアドなどGMOグループの株主優待を使うと売買手数料がキャッシュバックされ、実質手数料が無量
もうひとつの特徴として、銘柄選びが比較的容易という事です。
東証1部に上場されているだけでも2,000社もあります。
この中から銘柄を絞るというのは私には容易なことではありません。
またストーンヘッドは会社四季報の数字の持つ意味、重みをよく理解する事ができないので、やはり個別銘柄への投資は現状難しい物があります。
しかしETF投資は個別銘柄1つへの投資ではなく対象銘柄を束ねた指数なので、今まで平均点もろくに取れなかったストーンヘッドには願ったりかなったり、渡りに船です。
ETF投資により平均点を取っていこうという訳です。
<理想の投資> テンバガーなど大もうけは出来なくても時間軸を味方に比較的低リスクで資産をジワジワと増やしていこうという訳です。
ストーンヘッドの理想として高配当銘柄の配当金再投資戦略(分配金再投資戦略)でして、その銘柄は以下の通りです
(銘柄の特徴はまた機会を改めて別の記事で取り上げたいと思います。)
・1361 iS米国Hイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)
・1589 iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F)
・1590 iシェアーズ米国不動産株ETF(ダウ米不動産)
・1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
関連記事:毎年海外旅行や配当金生活もドリームじゃない?高配当ETF1361、1478、1589、1590の銘柄紹介
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/05/etf1361147815891590.html
<分配金頻度>
1361ハイイールド、1478ジャパン高配当は年2回(6ヶ月に1回)
1589米国高配当、1590米国不動産は年4回(3ヶ月に1回)
<メリット>
そのうち山ガールや釣りガールのように株ガールとか米国株女子とか出てくるのではと思うのですが、最近何かと話題で流行っている?米国株の売買にはそれぞれ最低5米ドルが必要なので、ある程度まとまった金額で買い付け、売却をしないと手数料が高い物についてしまいます。
一方でJDRなど東証に上場しているETFの売買は上に挙げたとおり松井証券などのサービスを利用すれば条件付ながらも無料で売買も出来るので少なくとも手数料負けは避けられますし、ドルコスト平均法を使って貯株によるETFの積み立ても行いやすいです。
NISAや積み立てNISAを活用して節税しながら貯金のように貯株で積み立てをしていくという手法もあるでしょう。
<デメリット>
将来的に高配当銘柄の配当金(分配金)で生活をしていくとすると例えば1,000万円の平均3.5%の分配金利回りで35万円。
2,000万円の平均3.5%の分配金利回りで70万円など、要は大きな資金を長期で投資することになり、急にある程度まとまったお金が必要になった場合に手元の現金に余裕がないと困る事も考えられます。
というのも、ストーンヘッドの家庭の事情で、もしかすると急遽大きなお金の必要性も出てくるかも知れず、上記のようなある程度まとまったお金を長期投資するのは自分には現実的ではないだろうという結論となり、自分の現在の状況に合わせた現実的な投資を考え直しました。
なお、iシェアーズを運用しているブラックロック社への投資の割合が多くなってしまうという課題もあります。
これは見方を変えるとブラックロック社というひとつのカゴに大小さまざまなタマゴを盛っているのと同じことになりかねません。
ここで投資の基本として2の「タマゴはひとつのカゴにもらない」ということを意識したいところです。
もしブラックロックの銘柄複数に投資をするならば、資産を
・生活防衛資金
・定期/普通預金
・買い増し用待機資金
・買い付けしたブラックロックのETF複数銘柄
など複数に分けてリスクを分散させておくと何かあっても他にまだ資金が残っているので対応がしやすいです。
なお、普通預金でも2017年5月31日現在で税引き前で楽天銀行では条件付で0.1%、イオン銀行では同じく条件付で0.12%の金利が付くので、生活防衛資金や待機資金はそちらで運用をしています。
また、運営会社の分散という意味ではまだ上場されたばかりではありますが、1478を含め、以下の2銘柄の分配金利回りが3%以上になれば投資の魅力も更に増してきます。
・1494 One ETF 高配当日本株(アセマネOne)
・1489 (NEXT FUNDS)
日経平均高配当株50指数連動型ETF(野村)
あるいは景気循環株とも言われますが高配当で配当金利回りの良い丸紅や住友商事など商社株や日産など自動車株への投資も手だと考えます。
要はリスクを分散させるという事です。
(日本の商社ビジネスや自動車株についてはまた機会を改めて記事にしていこうと思います。)
<現実>
世の中、希望や夢に満ちた理想だけではなく、時として現実も見なくてはなりません。
梅沢富美男/白神恋唄/夢芝居(ニュー・バージョン) 【CD】
高配当銘柄の配当金再投資戦略(分配金再投資戦略)は家庭の事情もあり、現実的には厳しいという結論となり、現時点で他の最善の方法を考えたところ以下の銘柄のスイングトレードとなりました。
・1557 SPDR S&P500 ETF
・1546 (NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種 ETF
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・1563 マザーズ・コア上場投信 ETF
図1
引用:ヤフーファイナンスhttps://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=^DJI&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=
図1はNYダウのチャートです。サブプライムローンからのリーマンショックによりNYダウは暴落し、2009年に底をつけてからは再びキレイな右肩上がりの男ながら惚れ惚れしてしまうチャートです。
図2
引用:ヤフーファイナンスhttps://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=
参考までに日経平均株価を見てみると、NYダウの戻りに比べるとアベノミクスでやっとこさバブルの半分程度の戻りといったところです。(インフレの差を考慮する必要があるとの意見もあります。)
図3
引用:ヤフーファイナンスhttps://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1546.T&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
1546ダウも1557SP500もアメリカの株価指数の円建てなので米ドル/円の為替の影響を受けますが、長期のスパンで考えた場合は為替の影響よりもダウやSP500の両株価指数の成長性のほうが勝ると考えられるので、円高リスクは相殺できるだろうと考えています。
図4
引用:ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=USDJPY=X&ct=z&t=5y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=
1546ダウも1557SP500も日本円のまま売買が出来ます。
また売買手数料は既に述べたように、条件付ではあるものの、松井証券などを利用すれば無料で売買することも出来、売買手数料負けをし難くなるメリットがあります。
<なぜアメリカへの投資なのか>
まず現状ではアメリカが経済の中心であり、覇権国家であり、アメリカ経済の強さがNYダウをはじめとした株価指数に表れているといっても過言ではないでしょう。
また米ドルは世界の基軸通貨なので、米ドルが為替の軸となってきます。
本記事の最初の方に投資は十人十色と述べているように、その当たりは人それぞれですが、分散の対象として先進国や新興国の株式や通貨、債券などに分散をする投資家の方が多数見受けられます。
例えば日経225に連動する投資信託とTOPIXに連動する投資信託の両方に投資をしている方などです。
この場合、相関性は高いと考えるので、投資開始の時期が余程違うということでもない限り、総合的に判断するとメリットとしては次のような事が考えられます。
・投資を開始した時期、買い付けた値段が違う
・分配金の支払われる時期が違う
・運営会社を分散させる
彼らの分散の一番の意味は銘柄を複数にしたり、ETFや投資信託の運営会社を複数にすることにより、リスクを分散する事ではないかと考えます。
<アメリカ1国集中投資でOK牧場?>
上記のような手法の投資家の方達もいるという中で、はたしてアメリカ1国の集中投資で大丈夫なのでしょうか。
ストーンヘッドとしては投資可能な資金にも限りがある都合上、個人的には投資対象国はアメリカ1国で良いと考えています。強い経済と基軸通貨、そしてアメリカ企業が世界の至る所に進出しているという事です。
アメリカ企業への投資はその企業がアメリカ国内でしかビジネスをしていない場合を除いて、コカ・コーラやiPhone、AmazonやFacebookのように世界中で販売・消費、サービスが提供されており、彼らのマーケティングやブランドは非常に強い物があります。
理屈っぽいかもしれませんが、理屈の上ではアメリカ企業への投資というのは、間接的に世界中への投資といっても過言ではないでしょう。
また、2016年初頭の中国の株価暴落や2016年6月のイギリスのブレグジットの影響は果たして当事国だけだったのでしょうか?
ストーンヘッドは近年の世界経済は最早リンクされているかの如く相関性が高いと考えています。
つまり、〇〇ショックの時には中国に投資をしていようがイギリスに投資をしていようが相関性の高さからお互いに影響を受けるということです。
またストーンヘッドが新興国の株式や通貨、債権に興味をあまり示さないのは投資可能資金に限りがあるのもそうですが、一番は新興国の通貨が高金利なのにはそれなりに理由があり、一般的に高金利通貨はだんだん円高になっていく傾向があるということです。
図5
引用:Investing.comhttps://jp.investing.com/currencies/try-jpy-advanced-chart
図6
引用:Investing.comhttps://jp.investing.com/currencies/zar-jpy-advanced-chart
図5のトルコリラ/円ならびに図6の南アフリカランド/円のチャートから長期では円高傾向であると考えています。ここで無限ナンピンのように買い増しをしても結果を出す事は難しく、記事の冒頭で述べた
3、損をしない事
4、3を繰り返す事
この考えから投資対象としての魅力は無いと判断しています。
また新興国市場(エマージング)の株式や債券はひとたびリスクオフとなれば資金は一気に引き上げられ騰落(ボラティリティ)が激しいとも考えられます。
はたしてそんなプロ向けともいえる市場にストーンヘッドのような素人弱小零細の投資家もどきが参戦するよりも、自分の能力を踏まえ、背伸びをしないまでも長期の視点で米国株市場で平均点を狙っていった方が結果的に底堅い物があると考えます。
1546ダウや1557SP500のETF投資はテンバガーのような短期での大もうけは出来ないとは思いますが、裏を返すと大損もし難いだろうという事です。
そして長期のETF投資により、市場の平均点をコツコツととっていくことによって、ETFは誰しも小金持ちになれるであろうチャンスを与えてくれていると思います。
貧富の差、格差社会、若者に厳しい社会、、、といわれていますが、そこから抜け出すには実は身近な場所にある投資に気づく事ができるか、否か、ここが非常に大きいとストーンヘッドは考えるのです。
ここに気づけるか、気づけないか、長期になるほどこの差が
大きくなります。
※日本株の新興市場である1563 マザーズ・コア ETFについてはこちらの記事に概ね紹介もしています。
関連記事:
コア・サテライトで投資をしています。http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/04/blog-post_11.html
従ってポイントだけに絞りますが、次の図7のように米ドル/円やダウとの相関性は低いだろうという事、そして新興市場だけあって成長が凄まじい物があります。
2121ミクシィが構成銘柄の約50%を占めています。
2121ミクシィの2017年5月31日現在の終値が6,950円なので×100株とすると最低約70万円の買い付け資金が必要となりますが、1563マザーズ・コアETFは同日の終値で4,400円であり、最低売買単位が1株なので4,400円で買い付けることも可能です。
つまり1563では手元の資金がそれほど潤沢でなくても成長性に魅力のあり、為替の影響を受けにくいであろう新興市場への投資の門戸が開かれているといっても過言ではありません。
図7 1563とダウ、米ドル/円との比較
引用:ヤフーファイナンスhttps://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1563.T&ct=z&t=5y&q=l&l=off&z=n&c1=dow&c2=&c3=&c4=&v=on&bc=
<まとめ>
ストーンヘッドはコアを1546ダウまたは1557SP500にしつつ、1563をサテライトとしてコア・サテライト戦略の数週間から1ヶ月あるいはそれ以上の期間のスイング投資でいこうと考えています。
それでは