遅ればせながら2018年4月9日(月)現在の保有銘柄と評価損益の状況についてです。後で推移を振り返ったり、今後の投資に活用するためにも筆を執った次第です。
ダウ工業平均株価 |
3月の下旬から4月の上旬にかけてダウ工業平均株価はヨコヨコの展開となっており、かつての誰がいつ買っても利益を出せるといった上昇トレンドとは違い、いまひとつパッとしません。
参考までにダウ工業平均株価の円建てである1546 (NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種ETF、米ドル/円の為替、そして日経平均株価を見てみましょう。
(NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種 |
米ドル/円の推移 |
日経平均株価 |
為替は物凄い円高に進んだという訳でもなく、また、日経平均株価もダウ工業平均株価と同様にパッとしていません。
こういう時は日本国内の新興国株にマネーが集中するか、、、と思いきや、どうやら市場の判断は日本国内の新興銘柄の売却のように感じます。
もともと新興銘柄は上昇も下落も激しいことからか、評価損益の状況を前回と比べても、やはり日本国内新興銘柄の含み損の状況が目に留まります。
という訳で、背景を踏まえた上で2018年4月9日(月)終値時点の保有銘柄の状況は以下の通りです。
<アセットアロケーション>
・先進国株式(日本株除く)
評価損益率-9.29%
前回-5.40%
保有割合66.23%
前回68.54%
・新興国株式
評価損益率-7.54%
前回-5.24%
保有割合3.11%
前回2.83%
・日本国内新興株式
評価損益率-15.11%
前回-13.65%
保有割合30.67%
前回28.62%
・全体の評価損益率-11.11%
前回-7.91%
<ポートフォリオ>
・楽天VTI投資信託
(楽天・全米株式インデックスファンド)
評価損益率-7.99%
前回-3.70%
保有割合5.09%
前回4.79%
・楽天VYM投資信託
(楽天米国・高配当株式インデックスファンド)
評価損益率-10.06%
前回-6.42%
保有割合13.65%
前回12.94%
・eMaxis Slim 先進国株式インデックス (三菱UFJ国際投信)
評価損益率-8.79%
前回-5.75%
保有割合9.84%
前回9.24%
・eMaxis Slim 新興国株式インデックス (三菱UFJ国際投信)
評価損益率-7.54%
前回-5.24%
保有割合3.11%
前回2.83%
・iFree NYダウ・インデックス投資信託(大和)
評価損益率-9.56%
前回-6.18%
保有割合8.22%
前回7.74%
・iFree S&P500インデックス投資信託(大和)
評価損益率-9.03%
前回-4.60%
保有割合8.27%
前回7.87%
・たわら ノーロード先進国株式 投資信託(アセットマネジメントOne)
評価損益率-9.40%
前回-6.34%
保有割合16.13%
前回15.21%
・たわら ノーロードNYダウ 投資信託(アセットマネジメントOne)
評価損益率-9.10%
前回-5.74%
保有割合5.02%
前回4.69%
・1545 NEXTFUNDS NASDAQ100 ETF(野村)←売り
評価損益率
前回-1.18%
保有割合
前回6.06%
・1551 JASDAQ・TOP20 ETF(シンプレクス)
評価損益率-11.86%
前回-9.72%
保有割合8.65%
前回8.13%
・1563 マザーズ・コア ETF(シンプレクス)
評価損益率-16.51%
前回-15.32%
保有割合21.23%
前回19.76%
・2516 東証マザーズETF(シンプレクス)
評価損益率-10.80%
前回-9.22%
保有割合0.79%
前回0.74%
<運用会社の割合>
・三菱UFJ国際投信
今回12.94%
前回12.07%
・アセットマネジメントOne
今回21.16%
前回19.90%
・野村アセットマネジメント←売り
今回0.00%
前回6.06%
・楽天投信投資顧問
今回18.74%
前回17.74%
・大和証券投資信託委託
今回16.50%
前回15.61%
・シンプレクス
今回30.67%
前回28.62%
<振り返りと今後>
ナスダック市場などハイテク銘柄は新興銘柄と同様に上昇も下落も激しいと私は思う事に加えて、上述の通りダウがあまりパッとしていないことからも、そろそろハイテク市場は天井かなと、1545 NEXTFUNDS NASDAQ100 ETF(QQQの円建て)を売りました。
これにより、資金を回収出来たので他の銘柄の追加投資資金に活用していきます。
回収した資金で早速、大きな含み損となっている日本国内新興株式の買い増しをといいたいところではありますが、私の場合はここは少し待って、もう少し冷静な判断をした方が良さそうです。
現状では上述の通り、米国株式を含めた先進国株インデックスよりも日本国内新興株式の評価損(含み損)の方が大きい状況です。
日本国内新興株式とはいっても、実際に私が現状で保有しているのは個別銘柄ではなくインデックス投資のひとつであるETFなので、特に保有口数の多い【1563】マザーズ・コアETFに関しては買い増しのチャンスともいえなくもありません。
ここで例えば【2121】ミクシィを見てみると、本記事を執筆している2018年5月2日終値時点で株価は3,715円、配当利回りはなんと3.26%となっており、マザーズ市場を代表する新興銘柄といっても過言ではないのに、利回りだけに着目するならば高配当銘柄となっています。
この状況が何を意味しているのか、【4565】そーせいも1月下旬から右肩下がりのチャートとなっており、【2516】東証マザーズETFも、そして【1551】ジャスダック・トップ20ETFもほぼ同様に右肩下がりとなっており、やはり日本国内新興市場から資金が流出していると感じます。
下落したからといってどこまで下落して止り、そしてどこまで戻す(上昇する)のかも私にはわかりません。
特に新興市場ではいくら個別銘柄ではないとはいえ、そのインデックスがいつ再び上昇するかはわからない事から、なまじ資金を投入するよりも、基本に戻り、ほぼ着実に再度上昇するであろう米国株を含めた先進国株式のインデックスに投資をした方が、損をしないだろうと思います。
また、投資可能な資金にどうしても限りがある事からも、先進国株式インデックスへの積立に集中をしていきますが、一方で先進国株式のインデックスとて、これから更に右肩下がりとなるかもしれず、こういった相場ではどんどん含み損が増えるばかりとなりかねません。
特に現状の私が積立をしている先進国株式のインデックスは分配金が出ないと考えられる為、税制上はそのほうが複利効果でお金を増やしやすいものの、やはり含み益が一向に増えずに積み立てていくというのは余程強い芯がないと、心が折れそうになりかねません。
その点、日本国内の高配当株ならば極端な話、株価が上昇していようが、下落をしていようが、配当金さえきちんと安定的に配当してくれれば良いともいえます。
ここはひとつ頭をやわらかくすると、日本株の高配当銘柄では配当控除による節税が出来る事からも、米国株よりも圧倒的に節税効果を得られますし、下落時は買い増しにより、将来的に貰える配当金の金額を増やす事にもつながりますし、上昇すれば売却して値上がり益を狙う事も出来、どっちに転んでも利益を得る事が出来るともいえます(極端な言い方ですが)。
今現在、実際に本を買い、手に取りながら株の基礎を何度も勉強したり、ファンダメンタルズを含めた銘柄の研究をしていますが、正直まだまだ勉強が足りないといったところです。
かといって、このまま悪戯に月日が流れるというのも機会損失になりかねず、もったいないので、まずは先進国株式インデックスの投資信託を今後も積み立てていきながら、「節約」した時間で高配当銘柄の研究を進めていこうと思います。
→関連記事:【安心してください】2018年3月9日(金)現在の保有銘柄と損益の状況【含み損増えてます】