https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FXより引用
私は中東情勢と最近の北朝鮮のミサイルの動向から、有事もマーケットも「終わりの始まり」なのか、それとも一時的なものなのか見極めが出来ず、歴史を静観しただけで指をくわえて迷っているうちに買い逃しをしてしまい、結果的には儲け損ねました。
そんな金曜日だったのですが、首の頚椎症が悪化して痛みが増しながらもちょっと調べてみたところ興味深い事がわかりました。
それは4月25日(火)までは地政学リスクが高いのではないだろうかということです。
時系列に並べてみると
4月5日(水)北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射
4月7日(金)習近平、中国国家主席とアメリカのトランプ大統領との会談
アメリカがシリアに巡航ミサイル50数発を発射
4月11日(火)北朝鮮最高人民会議
4月15日(土)金日成生誕105周年
4月25日(火)北朝鮮人民軍創設記念日(健軍節の祝日)
そして4月9日(日)付けの時事通信の記事ではアメリカはアメリカ海軍の原子力空母カール・ビンソンをシンガポールから朝鮮半島へ派遣すると報道しています。
これは北朝鮮の核実験と長距離弾道ミサイルの発射を牽制する狙いと思われます。
既にシリアに化学兵器に対する世界の警察からの怒りの鉄拳制裁とばかりにミサイルで空爆している点からすると、アメリカの本気度が伺えますが、一方で今回の空母派遣は朝鮮半島の有事を高めているとも思えます。
一般的に空母は単独の一隻で行動することはなく、艦隊として原子力潜水艦やイージス艦と共に行動し、それぞれの艦艇の長短を補うような布陣を組みます。
アメリカ サンディエゴで博物館として公開されている空母ミッドウェイ
以上のことから25日まではボラティリティーが大きかったり、買い控えもありそうですが、個人的には1557 SPDR S&P500 ETFと1472 iシェアーズ 米国債ヘッジ有りETFあたりを中心に積極的に買い増ししていこうと思います。