2017年12月30日(土)現在の保有銘柄と評価損益の状況についてです。
遅くなってしまいましたが、終わりよければ全てよしという言葉もあるように、何事もしまりが大事です。
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そんなこんなではありますが、2018年の大発会の前にケジメとして書いておこうと思い、筆を執った次第です。
実はエクセルにちょこちょこっとデータ入力の雛形を作ってみたので、これで必要最低限の場所のみデータを入力するだけで時間を節約しながら合理的に評価損益の把握が出来ます。
もちろん、通算の確定損益も同様に簡単ではありますが、エクセルで雛形を作ってみたので、これで評価損益と同様に複数の証券会社に跨いでいたり、損益の通算(繰越控除)など「年度」を跨いでいても把握が楽になりました。
もちろん、これは必須項目でもないので、もしエクセルで作るのは面倒だなぁという方は前年度の確定申告の際の控えなどを元にざっと計算も出来るので心配は無用です。(基本は足すか、引くかです)
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なお、既に2018年度は2017年の12月末から厳密には始まっているので、以前の記事でもアナウンスをしていましたように、節税目的の損出しや益出しは「年度内」を意識する必要性があります。
→関連記事:【新年度】新年あけましておめでとうございます??【年末年始の取引日】
という訳で、2017年12月30日(土)終値現在の保有銘柄の状況は以下の通りです。
<アセットアロケーション>
・先進国株式(日本除く)
評価損益率+2.23%
前回+2.08%
保有割合55.54%
前回55.00%
・国内新興株式
評価損益率-8.14%
前回-6.24%
保有割合44.46%
前回45.00%
・全体の評価損益率-2.66%
前回-1.84%
<ポートフォリオ>
・ニッセイ 外国株式インデックスファンド投資信託
評価損益率+1.43%
前回+0.95%
保有割合4.88%
前回4.81%
・楽天VTI投資信託
評価損益率+3.68%
前回+3.56%
保有割合14.26%
前回14.12%
・iFree NYダウ・インデックス投資信託(大和)
評価損益率+2.08%
前回+1.84%
保有割合18.10%
前回17.91%
・iFree S&P500インデックス投資信託(大和)
評価損益率+1.49%
前回+1.48%
保有割合18.30%
前回18.15%
・1551 JASDAQ・TOP20 ETF(シンプレクス)
評価損益率-2.77%
前回-0.27%
保有割合13.10%
前回13.33%
・1563 マザーズ・コア ETF(シンプレクス)
評価損益率-10.21%
前回-8.55%
保有割合31.36%
前回31.67%
<運用会社の割合>
・楽天投信投資顧問
今回14.26%
前回14.12%
・大和証券投資信託委託
今回36.40%
前回36.06%
・ニッセイアセットマネジメント
今回4.88%
前回4.81%
・シンプレクス
今回44.46%
前回45.00%
→関連記事:2017年12月22日(金)現在の保有銘柄と損益の状況
<振り返りと今後>
前回に引き続き、国内新興株が評価損益の足を引っ張ってしまっており、足かせとなってしまっています。特に1563マザーズ・コアETFの評価損が目立ちます。
1563は指数の構成上、2121「ミクシィ」や4565「そーせい」との相関性が高いのが特徴でもあります。
1563にもETFのメリットがあるので、今回の評価損はこのETFがどうこうというよりも、結果的に私が高値掴みをしたという事です。
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ここで視点をアセットアロケーションに移してみると、国内新興株式が全体の45%近くとなっています。
また、運用会社別に着眼を当ててみると、1563と1551を運用しているシンプレクスが全体の約45%となっています。
国内新興株式が-8.14%の評価損なのに対し、日本を除く先進国株式は+2.23%となっており、若干ではありますが、国内新興株式の含み損(評価損)を相殺しています。
国内新興株式の評価損に対する対処の方法としては、損切りという英断による資金の回収もひとつの手ではありますが、まずは特に楽天VTI投信など米国株を中心にぶっこんでいくストロングスタイルともいうべき買い増しで、6:4そして7:3くらいまで比率を変えて米国株を中心とした先進国株を増やして行きたいと思います。
そして国内新興株式の評価損どころか私の株式投資の初年度である2015年の確定損失をチャラにしたいと思います。
→関連記事:俺みたいにしくじるな!仕手株、ボロ株での仕手戦の甘い思い出と苦い勉強代
また、年明けの2018年1月10日から楽天VYM投信の運用が開始される予定であり、楽しみでもあります。こちらもまたぶっこんで行きたいと思います。
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→関連記事:【楽天VYM投信】楽天・バンガード「米国高配当株式」は円建てではどうなる?
さて、年の瀬のそれも大納会の12月29日に、思わずお茶を噴き出すような出来事がありました。
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それは三菱UFJのeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの信託報酬の鬼のような値下げです。
→関連記事:【戦国時代】2018年の投資信託はETFを巻き込んで新年早々波乱の幕開けからスタート!?【下克上】
他社も信託報酬の値下げに応じ、横並びを合わせるかもしれませんが、米国株を含めた先進国株は以下の布陣でいこうと思います。(あくまで検討中段階ではありますが)
☆米国株
・楽天VTI投信
・楽天VYM投信←NEW
・iFree S&P500インデックス投資信託(大和)
・iFree NYダウ・インデックス投資信託(大和)
☆日本除く先進国株(米国株約65%含む)
・ニッセイ 外国株式インデックスファンド
・たわらノーロード先進国株式(アセットマネジメントOne)←NEW
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)←NEW
投資対象の分散をしたところで、先進国株式インデックスの目標としている指数であるMSCI コクサイ・インデックスは、指数の構成に米国株式を約65%含んでいます。
よって米国株インデックスとの相関性が高く、投資対象の分散という観点ではあまり意義に欠けてしまい、むしろ米国株だけよりもパフォーマンスが落ちるかもしれません。
そして米国市場がコケれば、もちろんヨーロッパなど先進国株も余波は避けられず、同じく下落すると考えられます。
それよりも私は最後の最後でコツコツドカンとやってしまっては意味がないと考えています。
運用会社を分散させる事により、長期投資の際の繰り上げ償還を被弾するリスクを分散させながら、下落時に資金をぶっこんでいこうという訳です。
→関連記事:【上場廃止の予定】あの日を境に投資方針が大きく変わりました【繰り上げ償還】
ジョージ・ソロス氏の「まずは生き残れ 儲けるのはそれからだ」という教えをどう解釈するのか、私は以下の様に受け取りました。
ジョージ・ソロス伝 3つの顔を持つ男の人生と仕事 [ 越智道雄 ]
法律的な制度は別として、繰り上げ償還だけに限らず、仮に5社の運用会社のうち、1社くらいオジャンになっても、残りの4社でなんとか致命的な大損はさけられます。
他の多くの投資家が手続きや対応に追われる中で、私は冷静に駒を動かし、相場の世界で生き残れるのではないだろうかという訳です。
→関連記事:【配当収入】貯株によるETFの長期積立投資におけるリスク分散と注目点【不労所得】
最後に、12月22日以降に売却も配当金/分配金も無かったので2017年度の確定損益ならびに2015年からの確定通算損益は関連記事の通りとなります。
→関連記事:【私の生き様】投資スタイルの変異と確定通算損益【お見せします】
※投資信託は個別株やETFとは違い、約定に時間がかかるので、反映されるまで日数がかかる都合上、投資信託は数日遅れた保有割合や評価損益となっています。
※無リスク資産である現金や預貯金はこちらには掲載していません。また今後海外で長期滞在をする可能性もあり、トラブルに巻き込まれるのを避けるためにも、具体的な金額は伏せてあります。
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