広告

2018-01-04

【eMaxisSlim】2018年の投資信託はETFを巻き込んで新年早々波乱の幕開けからスタート!?【値下げ合戦】

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

2018年の投資信託の世界はETF(上場投信/上場投資信託)を巻き込んだ形で、新年早々波乱の幕開けからはじまるといっても過言ではない状況となりました。


米国会社四季報編集部直伝! 米国株投資の基礎の基礎週刊東洋経済eビジネス新書No.168【電子書籍】


年明けの2018年1月10日から楽天VYM投信の運用が開始される予定であり、投資信託を通して円建てのまま小額から実質的に米国高配当株式に投資出来る事を楽しみにしてました。
→関連記事:【楽天VYM投信】楽天・バンガード「米国高配当株式」は円建てではどうなる?

2017年を振り返ってみると、投資信託が100円から買える様になり、投資信託が投資家、いや日本国民に投資がより身近な存在となりました。

※楽天証券以外でも100円から買えます。
→関連記事:【楽天カードマン】楽天カード×楽天証券×楽天銀行の利便性が更に向上【100ポイントから投資信託が買える】

加えて戦国時代ともいうべき投資信託の信託報酬の値下げ合戦や、楽天VTI投信こと楽天・全米株式・インデックス・ファンドなど楽天投信投資顧問とバンガードのツープラトン(合体技)により、実質的に米国株への投資もより身近となりました。
→関連記事:知らないと損?背伸びをせずに誰でも小金持ちを目指せる方法

2017年はそういった投資信託の世界における革命ともいうべき1年でありました。



そして、最後の最後の12月29日になんと衝撃の発表が三菱UFJ国際投信よりあり、2018年の投資信託界は更に混乱した状況からスタートするといっても過言ではありません。

三菱UFJ国際投信の発表内容は手短に、同社が運用している投資信託の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の信託報酬が2018年1月30日(火)より以下の様に引き下げとなります。

変更前(税抜き、年率)0.1890%
変更後(税抜き、年率)0.1095%

出典:三菱UFJ国際投信株式会社

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスではファンドはMSCI Kkusai Index(MSCIコクサイ インデックス)の日本を除く、円建て、為替ヘッジなしとの連動を目標としており、この対象指数は以下のような投資信託と同様です。

・たわらノーロード先進国株式
 信託報酬0.216%*1
・ニッセイ 外国株式インデックスファンド
 信託報酬0.20412%*1

*1 2018年1月3日現在、ヤフーファイナンスより



実際には「実質コスト」も考慮する必要性がありますが、それにしても信託報酬だけを比べるならば三菱UFJのeMAXIS Slim 先進国株式インデックスは同業他社の同様の投資信託よりも信託報酬がおよそ半分です。

また、2017年秋に彗星の如くIWGPタッグ王座のタッグベルトを巻いて現れた最強タッグともいえる楽天・バンガードではありますが、「当時最強」だった楽天VTI投信の信託報酬は0.16956%*1です。


ストラップ4代目IWGPヘビー級チャンピオンベルト


従って、対象指数や上場/非上場なりは異なれど、信託報酬だけで勝ち目があるのは1557 SPDR S&P500 ETF(信託報酬0.0945%*1)くらいとなり、信託報酬だけに着眼するのならば、国内上場ETFも投資信託もさほど変わらないという状況となってきました。

もちろん、上場投資信託/上場投信であるETFには預株料や貸株金利(いずれも雑所得/雑収入)もあり、金額だけを見れば実質的に信託報酬を減らす事も出きます。



※1546NYダウETFは貸株の対象ですが、1557は一般的に貸株の対象銘柄とはなっていません。


→関連記事:【バービーボーイズ】松井証券の預株あるある早く言いたい【目を閉じておいでよ】

しかし、投資信託においても投資信託の保有残高に応じたポイントサービスも証券会社によっては展開されており、ETFも投資信託も一概にどちらが得ともいえません。


→関連記事:【SBI証券】ドケチが検証!投資信託の積立をするならばどっち証券会社がお得?【楽天証券】

ETFは預株や貸株、投信は投信マイレージなどのポイント付与サービスに注目しがちではありますが、本来はETFも投資信託もそれぞれメリットがあればそのまた逆も然りです。

そしてどちらが正しいという事も無く、どちらを選ぶかは投資の手法のように十人十色です。

制度の面では現行NISAに加えて、つみたてNISAが新たな非課税制度として2018年よりスタートします。



選択肢が増え、投資環境がより整った一方で、例えば指数の対象はETFも投資信託も同じであったとしても、小額からコツコツと長期の視点で積立をしたい場合は、非課税枠を利用しながら投資信託で投資をするなど、各投資家のニーズに沿うような金融商品なり口座なりを選択するという投資家側による使い分けも重要ではないでしょうか。
→関連記事:【まとめ】米国株ETFと投資信託による実質的な米国株ETFの保有のメリットとデメリット


【ふるさと納税】A-093 コカ・コーラ 500mlPET【2ケース】