さて、今回はドイツ・ベルリンのディスコ/クラブ/ナイトクラブのドレスコード(服装規定)についてです。
ベルリンでのディスコ、クラブ、ナイトクラブ等に含まれる意味合いをストーンヘッドなりに関連記事にまとめてありますので、先にそちらをお読みいただくと、すんなりと理解しやすいかもしれません。
→関連記事:【Freedom】ドイツ・ベルリンのディスコとクラブの違いをもうちょい違った視点から捉えてみた【Freiheit】
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/freedomfreiheit.html
さて、そのような事を踏まえ本記事ではディスコとクラブを使い分けていきたいと思います。
ストーンヘッドの記事において、ディスコでの服装については様々な記事のところどころで書いています。
→関連記事:【唯一無二】シスターズ・オブ・マーシーから学ぶベルリンのディスコ/クラブでモテる服装【個性は武器】
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/blog-post_10.html
そして、誤解の無いように当ブログのところどころで注意書き的に書いてあるとは思いますが、ディスコに行く際は必ず黒の上下やイケてる服装でなくても良いという事です。つまり敷居は低いです。
ただ、黒の上下ならば一般的に当たり障りも無いし、イケてる/モテる服装ならば、更に楽しめる可能性が高くなるという意味です。
服装について書く第一の目的は、クラブカルチャーの盛んなドイツや、特にパーティータウンともいわれるベルリンでのクラビング(ディスコ/クラブに行く事)の面白みについて知ってほしい、気づいて欲しいという事なのです。
まずそれが第一で、服装を少し工夫するだけでより楽しめるよという事なのです。
当ブログで取り上げているディスコ/クラブは基本的に「ノーマル」、ある意味でドイツ人らしいマジメで純粋に音楽が好き、ディスコが好き、ダンスが好き、ドリンク飲みながら出会いがあれば、、、といった「健全」なディスコ/クラブです。
ストーンヘッドはベルリン現地で「ノーマル」、「健全」なディスコから「アブノーマル」、「アングラ」系クラブまでいろいろ足を運び実際に体験もして来ました。
これらを踏まえて一般的にいえることは、ノーマル/健全なディスコは服装について厳格ではなく、かなり緩いです。
それは観光客向けであろうが、地元向けのディスコであろうが同じ印象でした。
参考までにドレスコードというのはディスコに入場の際に出入り口でセキュリティーによる服装規定のチェックのことで、服装がそのクラブの求める基準に達しているか、いないかという事です。
セキュリティーでは危険物の他、程度の軽い、重いを問わず薬物を含めた荷物検査の他、服装もチェックされますが、ノーマルであるディスコは一般的に荷物検査のみですので、入場の「敷居」は非常に低いです。
むしろこういうノーマルなディスコはポケットの中だけではなく、サイフの中や帽子の中など隅々まで調べられる事もあります。(女性には女性のセキュリティースタッフが対応することもあります)
ディスコはドレスコードがほぼ無きに等しく、気軽に足を運べますが、法に反しない限り何をやっても自由でカオスなベルリンでもここは例外です。
薬物に関してはものすごい厳格です。
ベルリンとはいえ、ドイツはドイツですのでディスコ側のルールも四角四面に例外なく厳格そのものです。石頭かもしれませんが、ダメなものはダメです。
そしてディスコはカオスさよりも、むしろイケていて、純粋に音楽が好き、ディスコが好きな人の場です。
(ディスコの運営方針にもよりますが)
一方でアンダーグラウンド(アングラ)な臭いがプンプンするようなクラブは一般的にドレスコードが厳しく、それ以外にも最低英語や場合によってはある程度のドイツ語能力が求められることもあり、敷居は非常に高く選ばれし者だけが入場を許されるといっても過言ではありません。
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アングラ/アブノーマル系は男性に対してのみ厳しいという訳ではなく、これは女性に対してもカップルに対しても同様です。
むしろ厳しくはじいているからこそ、アングラ系特有ともいえるトラブルを起こさない、巻き込まれないといっても過言ではありません。
当ブログでは大人の事情で具体的には書きませんが、もし興味のある方は性別にかかわらず、クラブのジャンル、内容、クラブごとの厳格なルールなどについて調べてからの方が良いです。これは楽しむ事にも自己防衛にもつながります。
これをきちんと理解していないと、アングラ系ではまずはじかれますし、中に入る事ができてもトラブルのもとで、他の日本人や東洋人にも影響が出かねません。
たいていこの手のクラブはカオスや自由なオーラが凄く、外とは別の世界ですが、そこは自己責任の世界でもあります。
仮にカップルであったとしても、法律や文化、慣習がぜんぜん違うので自分達は大丈夫だからとは思わない方が良いです。
アングラ系クラブでは、クラブの運営(経営)よりもクラブのブランド、スタイルを守るためにもかなり厳しくはじかれ、ストーンヘッドも時に電車の中で悔し涙をハンケチでぬぐっていた事すらありました。
でも、このクラブのブランドというのが大事で、アブノーマル/アングラ系の〇〇クラブと名前を聞けば、その手の人たちにはどんなクラブなのか服装や客層も含めてイメージがつきやすい事にもつながります。
そしてそれがクラブの品位や雰囲気を保っていて、これがブランドにつながっています。
好きな人は海外からもこれが為に来ます。
音楽の世界に国境はありません
では、ノーマル/健全なディスコではどうやって品位や雰囲気を保っているのかというと、まずディスコは大きく2つに分けることが出来ます。
1つ目は観光客が多いディスコと、2つ目は地元の人や信者(ファン)が多いディスコです。
観光客が多いディスコでは正直なところ、服装はてんでんばらばらですし、そもそもゴシック/ゴスなどそういった信者ともいうべき特徴的な黒い服装は見かけません。
そもそも、そういったゴシックなどのパーティーは組まれないのが一般的で流行のEDMでは無いですが、言い換えると商業的です。(EDMを否定しているわけでは無いのですが、、、)
一方で地元向けや表面的ではなく、本当に音楽が好きなファンの人が足しげく通うディスコは、パーティータウンともいわれ、ディスコやクラブが沢山あるベルリンで、みんなしのぎを削っています。
ところが、そういった状況下でもあるにも関わらず、どちらかというと流行や商業的ではなく、むしろ経営なんてものよりも本当にゴシックやエレクトロ、インダストリアル、ロック、ヘビメタなど音楽が好きな人たちに対して、集まり、踊り、大人の社交の場とドリンクを提供しているといった印象を受けます。
特徴的なのは大抵こういうディスコは日本とは違い、ディスコの専属DJ制度をとっている場合が多いです。
専属とはいえ、DJによってまわす曲やその嗜好に特徴もあったりします。
そのような嗜好とシンクロする、しないの他、DJのカリスマ性や性格も含めて中にはDJの追っかけ隊や親衛隊ともいうべき、お気に入りのDJがまわす曜日だけディスコに行くクラバー(クラブ、ディスコのファンの人)さんもいます。
キャンドルの灯りは心を落ち着かせ、時にロマンティックにさせます
ディスコは専属DJを抱えているとはいえ、DJは他のディスコと兼任している場合も多いです。
そして週末の金、土のうち、お気に入りのDJが他のディスコとの兼任で金曜日にディスコA、土曜日にディスコBでまわす場合は、追っかけ隊のクラバーさんたちもお気に入りのDJのいるディスコに足を運ぶという事が多いです。
つまり、ドレスコードは無いものの、地元やファン向けのディスコでは、追っかけ隊のクラバーさんたちを中心にディスコの雰囲気が作られているといっても過言ではありません。
そしてDJとその追っかけ隊が変わるとディスコでまわる曲の嗜好や盛り上がりなど雰囲気や客層がガラっと変わる事もあります。
内装やドリンクは同じでもDJが変わると客層も変わり、受け取る面白さや雰囲気まで変わるというのも、これまたベルリンのディスコの特徴かもしれません。
<おわりに>
ベルリンのナイトクラブのドレスコードからディスコやクラブの特徴をまとめてみました。
もしヨーロッパへの旅行を検討している方は、ぜひ一度ベルリンのクラブカルチャーを体験してみてはいかがでしょうか。
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