こんにちは、カーフェリーで大阪から韓国の釜山に行った事もあり、船旅も好きなストーンヘッド鈴木です。
ゼロからわかる豪華客船で行くクルーズの旅 [ 上田寿美子 ]
今回は静岡県は清水港に入出港する大型豪華客船の船名と日時を事前に知る方法について述べたいと思います。
姉妹サイトの「ストーンヘッド鈴木の海外旅行珍道中ブログ」にて、→「日本から海外へフェリーで行く航路のまとめ」を取り上げた事があります。
最近、テレビでは中高年の方を中心に、大型豪華客船による船旅が度々紹介されています。
そのクルーズ船の旅のパイオニアともいうべき方が上田寿美子さんで、先日「マツコの知らない世界」でクルーズ船の旅の面白みを紹介されていました。
上田寿美子のクルーズ!万才 豪華客船、45年乗ってます (CRUISE Traveller Books) [ 上田寿美子 ]
ところで豪華客船(あるいはクルーズ船)の旅となると気になるのはその費用です。
豪華客船の内装や設備などからクルージングはお金がかかるというイメージが一般的には強いですが、食事も付いているのに意外とお得で安く、日本以外に、アメリカやヨーロッパでも人気があります。
ストーンヘッドがワーキングホリデーにてドイツに住んでいた際に、スーパーにてよく豪華客船の地中海クルージングのチラシを見て、その金額の以外な安さに驚いたものです。
さて、日本国内の内航フェリーや、日本から海外への外航フェリーも実際に見てみると、その大きな外観に驚くのですが、豪華客船といえば内装の豪華さや設備の充実さの他に、驚くのは、まさに動く巨大リゾートホテルともいうべき、その重厚長大な客船の大きさです。
豪華客船での船旅は予算や日程の関係で現実的には難しいまでも、豪華客船の入港や出港にあわせ、実物の豪華客船を外から見たり、入港や出港の写真を取りたいという方も多いかと思います。
フェリーは定期的な運航ルートと日時なのに対し、一般的に豪華客船は不定期での運行となっており、入港や出港、そもそもどんな客船(クルージング船)が来るのか把握がし難いといった大型客船ならではの事情もあります。
大型客船を見に行って写真を取りたい、子供や奥さんと、あるいはカップルでデートで行きたいという方もいらっしゃるかと思います。
ところが、静岡県内のニュース番組や県内の新聞では「事後」報告的に取り上げられる事はあっても、事前にどんな大型客船が、いつ、どこの港に入港するのかの情報を得る事が難しいというデメリットが残念ながらあります。
そこで、本日の本題となりますが、冷凍マグロの水揚げで有名な清水港では清水港客船誘致委員会により客船や帆船の入港・出港の予定、船内見学会のイベント情報の他、どのような船舶が清水港に来るのか船舶の特徴を知ることも出来ます。
~客船や帆船の入出港の調べ方
清水港客船誘致委員会のウェブサイトから「入出港情報」をクリックします。
→http://www.shimizu-port.jp/index.html
「平成29年度入港予定」をクリックします。
クリックをすると、平成30年度(2018年度)の入港予定の客船や帆船の船舶名や入港・出港の日付と時間、トン数、前港、後港などが表示されます。
例えば過去の事例としては、2017年11月12日時点で既に右端の備考欄に11月20日のスーパースター・ヴァーゴ号の着岸予定について書かれていたりと、清水港を訪れる予定を組みやすい事が伺えます。
※画像はいずれも清水港客船誘致委員会より引用
参考として、船舶の航行状況(現在地)を知りたい場合は、ライブ船舶マップにて知る事が出来ます。
→https://www.marinetraffic.com/jp/ais/home/centerx:138.7/centery:35.1/zoom:10
過去の事例として2017年11月11日08:00に清水港に入港した客船「飛鳥Ⅱ」は予定では同日17:00に横浜へ向け出港となっており、ライブ船舶マップにて確認をする事が出来ました。
サイト上で船舶をクリックすると、船舶の名称や、どこからどこへ行くのかその予定が表示され、画像下部の四角の破線で囲まれた水色の大きな船が飛鳥Ⅱ号です。
※画像はライブ船舶マップより引用
このように、清水港客船誘致委員会での「予定」をもとにライブ船舶マップで調べることにより、より詳しい実際の入出港の時間を知る事が出来るので、「撮り鉄」ならぬ「撮り船」の方たちもシャッターチャンスを狙いやすいのではと思います。
なお、清水港には「ドリプラ」ことエスパルスドリームプラザ(無料シャトルバスあり)や、エスパルスドリームフェリー社による駿河湾フェリーの運航や清水港ベイクルーズもあり、これらの施設やサービスとあわせると、より清水港を楽しむ事が出来ます。
※フェリー「富士」による駿河湾フェリー(清水港ー土肥港)は2019年3月末での撤退が発表されました。かつて静岡県総合管理公社にて清水港ー下田港間で運行されていた高速船である「TSL」こと「テクノスーパーライナー」は今はもう見れませんが、就航中に「富士」を写真に収めたい方はシャッターチャンスを逃さないように気をつけたいところです。
→関連記事:エスパルスドリームプラザの見所