広告

2019-04-21

【日経会社情報】丸三証券の日経テレコン21のサービスは魅力的だけど気をつけたい事とは【日経バリューサーチ企業レポート】

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

今回は丸三証券が無料で提供している日経テレコン21というサービスで気をつけたい事について述べたいと思います。

丸三証券に証券口座を開くと日経テレコン21(丸三証券版)を無料で使う事が出来、本サービスはパソコン以外に、スマホからも利用が出来るメリットがあります。

日経テレコン21では主に
・日経新聞の朝刊、夕刊
・日経バリューサーチ企業レポート
・企業決算
の情報を得ることが出来、個人投資家の投資の参考になります。

以前は「日経会社情報」が2季分、PDFにて提供されていました。



「会社四季報」は比較的どのオンライン証券会社でも無料で閲覧出来るサービスが展開されていますが、経済に強い「日経新聞」や「日経会社情報」の無料閲覧が提供されているオンライン証券会社はあまりないので貴重な存在でした。

日経会社情報は会社四季報のセカンドオピニオンとして株式投資の個別銘柄の投資判断に重宝していましたが、丸三証券では2017年9月より日経会社情報に代わり「日経バリューサーチ企業レポート」へとサービスが変更となっています。

日経バリューサーチ企業レポート」は更新する情報がある場合は毎月中旬頃にデータが更新され、会社四季報の四半期ごとのデータよりもスピーディーに情報が入手出来、丸三証券を「使う」メリットがここにあります。

さて、ここで気になる事がひとつあります。
それはネットで検索していると、口座を開設しただけで株等を保有していない場合は休眠口座とみなされるのか、口座開設から数年後には「口座を閉めますよ」的な手紙が届き、最終的に証券口座が閉鎖されるといった内容のブログ記事もチラホラと、、、

証券会社も商売ですから、それはある程度は仕方がないのかもしれませんが、私の場合は2016年の年頭頃に丸三証券に証券口座を開設し、以後一度も丸三証券で現物株売買も保有も投資信託の積み立てもした事がありません。

買い付けの現金すら入金した事もありませんが、何度か問い合わせはした事はあり、結果として3年近く経った2019年4月19日現在でも今のところ「口座の閉鎖のお知らせ」なる通知ハガキは届いていません。

とはいえ、丸三証券で株の売買や投資信託(投信)の積み立てをしたくない!という訳ではありません。

端的に言うならば良いサービスが提供されている一方で残念なサービスもあり、それにより他社で売買をしているという事です。

丸三証券での現物株については他のオンライン証券会社と比べるとどうしても売買手数料が高く感じます。

いまどきは1日あたり10万円までの売買代金は手数料が無料または株主優待で実質無料がデフォルトといっても過言ではありません。(きつい言い方かもしれませんが言葉を選ばなければそういう事です)

→関連記事:PTS取引や売買手数料無料化拡大など証券会社の現物株取引サービスの激化とメリット

また、投資信託においても他社では楽天ポイント等のポイントでの積み立てや、100円以上1円単位での積み立てなど少額から投資が出来るサービスが提供されています。

加えて、楽天全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI投信、VTIというETFの円建て投信)やiFree Nasdaq100インデックス(QQQというETFの円建て投信)など魅力的な投資信託が丸三証券では現状取り扱われていないのがネックでもあります。

かといって、このまま丸三証券で何も取引せずにいる事によって、もしネットで書かれているように証券口座を閉鎖という事になってももったいないですし、日経バリューサーチ企業レポート」は積極的に投資判断のひとつとして活用もしたいところです。

そこでどうしたら口座の閉鎖を回避出来るかを考えてみました。

本来は証券会社と私の双方がWin-Winになれるような方法がベターですが、ここはある程度の気持ちの割り切りも必要と考えました。

投資信託の移管にはたいていどの証券会社でも3,000円ほどの移管手数料(出庫手数料)をとるパターンが多いので、投資信託の移管というアイデアは捨て、近い将来に、現物株式の移管をしてみようかと思います。

現物株式の移管の際の現在保有している証券会社からの出庫も他の証券会社への入庫もたいていは無料で出来るからです。

そこでどのような現物株式を丸三証券で保有しようかと考えたところ、国内高配当株のETFを丸三証券で保有し、分配金(株で言う配当金)をもらいながら保有し続けてみようと思います。

将来的に基準価額が大きく上昇したら売却しても良いですし、値下がり(下落)してもそのまま保有して分配金をもらいつづければいいかなと。

国内高配当ETFの一例として
【証券コード1489】(NEXT FUNDS)日経平均高配当株50指数連動型ETF
【証券コード1651】ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数
【証券コード1478】iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF

などがありますが、【1489】は3つのETFのうちで一番の高配当が魅力的なものの、2019年4月19日の終値現在で1口あたり35,000円ちかくの予算が必要ですので、1口あたり2,000円でおつりがくる【1478】あたりを買い、丸三証券にて長期保有をしてみようかと思います。



→関連記事:【日経新聞】証券会社で無料で得られる情報は充実している?【節約】