こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。
人生ウン十年やっていますが、先日、「ある事」に気づきました。
家政婦は見た! DVD-BOX2
それは、「アルファ化米」の存在です。聞きなれない用語かもしれませんが、我々日本の白米文化において、かなり画期的な白米の保存方法であり食べ方です。
今回は、「アルファ化米」について取り上げたいと思います。
まず、「アルファ化米」とはなんぞやという所から入っていきたいと思います。
我々の主食はお米(白米/ご飯/ライス)といっても過言ではないのですが、普段でもちょっとライスが足りない時などにレトルトのライスを使う方も多いかと思います。
レトルトのライスはお鍋でボイルをしなくても電子レンジで数分温めるだけで、手間要らずで簡単に美味しいライスを食べれる、楽しめるメリットがあります。
一方でライスを炊飯器で炊くにせよ、レトルトのライスを温めるにせよ、ガスなり電気なりの何らかの熱源になるものが必要です。
サトウのごはん 魚沼産こしひかり 200g×6個
よって、普段は便利で美味しく楽しめるのですが、地震や水害、台風などの予期せぬ災害時など電気・ガス・水道のインフラが使えない時や、海外旅行の旅先などでは、なかなか気軽に、簡単に楽しむ事は難しくなってしまいます。
また、レトルトのライスは保存期間が思いのほか長くなく、一般的に数ヶ月程度なので定期的な賞味期限のチェックも必要となります。
もちろん、レトルトのライスを温めなくても、サバイバル状態ならば食べて食べれない事はありませんが、パサパサ、ボソボソしていてあまり美味しくない、楽しめないというのが実情です。(もちろん、非常時など場合によっては「贅沢」は言えないことも時としてあるでしょうけれども)
このような事は白米文化では今日や昨日に始まった事ではなく、はるか昔からこのような問題点がありました。
さて、一般的にライスに上記のようなデメリットがある一方で、このアルファ化米のメリットは比較的少量の水だけ手に入れば、ライスを食べれる事にあります。
アルファ化米は「アルファ米」とも呼ばれ、お米を炊く必要性もないので、お米を洗う水も道具も、炊く際の水も必要ありません。
アルファ化米の簡単なイメージとしては一度炊いたライスを天日干しや機械など何らかの形で乾燥させたものです。
ですのでライスに戻すのに少量の水を入れてあげるだけでライスを食べる事ができます。(お湯があればより美味しく食べれます)
【ふるさと納税】尾西のごはん《和風・洋風》アルファ米12個
乾燥しているので極めて軽量でコンパクトですし、非常食や保存食として販売されている商品では、だいたい5年ほどの賞味期限となっているのでそれ程頻繁に賞味期限を確認する必要性もありません。
さて、調べてみるとなんとビックリ!「アルファ化米」自体は鎌倉時代には「糒」(ほしい)として、それ以前は「干し飯」として既に存在し、戦の際の戦闘食、携行食として用いられていたようです。
参考:ウィキペディア アルファ化米
次回はアルファー食品株式会社のアルファ化米飯(五目ご飯)の食レポをしてみたいと思います。
→関連記事:【海外旅行】170mlの水だけでライスを食べれるアルファ化米を実際に試食してみました【防災】