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2018-01-01

【1476】誤発注?謎の株価の上昇と暴落と把握の方法【1551】

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です

今回は謎の株価の上昇と暴落と把握の方法について述べたいと思います。

実は2017年11月の話ではありますが、東証の取引時間中にチャートを見ていたところ、2件の謎の株価の急上昇と大きな下落をリアルタイムで目撃しました。


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☆1件目
銘柄:1476 iシェアーズ Jリート ETF
発生日時:2017年11月2日14時30分頃から30分間程



1476のチャートから2017年11月上旬に火柱の様な陽線が見えます。

スクリーンショットを保存していたのですが、どうも誤って処分してしまったようですので、臨場感には欠けるかもしれませんが、それでもなんとなく雰囲気は感じて頂けるかと思います。



ちなみに同時期の他のJリートETFはどうだったのかと言いますと、以下のとおりでした。



カブドットコム証券(カブコム)にて「フリーETF」として売買手数料が無料の1597 MAXIS Jリート ETFでは11月上旬に急激な上昇は見受けられません。



念のため、1343 NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信も見てみましたが、やはり1597と同様に急激な変化は見受けられません。

となるとiシェアーズの1476のみの問題と考えられます。



実は一番上の1476のチャートではわかりにくいのですが、J-REIT指数はこのところ数ヶ月単位で右肩下がりの状況となっていました。(1476はその後1,650円あたりで底を打って今は1,700円あたりで安定していますが)

そして私は当時、配当金/分配金を重視しており、配当金再投資による複利運用の為に、高分配ETFや分配金の比較的安定しているであろうJ-REITのETFを積み立てていました。


→関連記事:【上場廃止の予定】あの日を境に投資方針が大きく変わりました【繰り上げ償還】

ところが、関連記事にもあるとおり、2017年の秋にiシェアーズETFシリーズを運用しているブラックロックより、iシェアーズの一部銘柄の上場廃止予定による繰り上げ償還の予定が発表された事もあり、大きな投資方針の変更とそれに伴うアセットアロケーション、ポートフォリオの組み直しに追われていました。

そんな状況下でしたので、これまでの株価(基準価額)の下落は買い増しのチャンスとはならなくなり、右肩下がりの銘柄は場合によっては損切りしてでもアセットアロケーションを変えようとしていた程、大掛かりな舵を切っていました。

その矢先にこの謎のイナゴタワーの様な上昇でしたので、高望みはせず、損益がプラスマイナスゼロ程度になったあたりで手仕舞いをしてポジションを解消し、次の投資対象へ投資すべく、資金を回収しました。

ほんの30分程度の出来事でしたので、日銀など公的機関による大量の買い入れかとも一瞬頭によぎりました。

しかし、他にも複数同じ連動対象のJ-REIT ETFが上場されている中で、公的機関がピンポイントに1476だけ買い入れるというのも何だか一般的には思えず、仕手戦かな?とも感じました。


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やはり仕手戦にしても1476だけを対象にするというのは上述の事からも相手をハメ込み難く、なんだか考えにくいものがあります。

実際のところの真実はわかりませんが、もしかしたら誤発注による大口の「成り行き」買いを見た個人投資家たちがイナゴの様に群がり、買いが買いを呼び、イナゴタワーのように大きく上昇したのではとも思います。



☆2件目
銘柄:1551 JASDAQ・TOP20 ETF
発生日時:2017年11月10日09時30分頃からの20分間程

上述の通り、アセットアロケーションをしていた際に、米国株の主要インデックスのひとつであるS&P500の配当込み/円建てのリターンが1年で+20.8%*1であるのに対し、1551 ジャスダック・トップ20 ETFのリターンは1年で+55.35%*2である事に気づきました。


*1出典:マイインデックス
*2出典:シンプレクス




既に投資をしていた1563 マザーズ・コア ETFに続き、1551の新興株ETFを通しての国内新興企業への投資に、成長の伸び代の可能性や妙味を感じ、ちょうどお試し買いからの買い増しをしていた矢先でした。

日々の損益なんぞ微塵も気にしない!と言っておきながら、やっぱり気になるのが人間だったりもします。

それで取引時間中にちょっと株価を覗いて見たところ、思わず「なんて日だ」


なんて日だ!! 筆で書いた文字Tシャツ


と言ってしまう程の含み損となっている事に驚きました。



前日までは、ほぼヨコヨコのボックス相場であったのに、翌朝の11月10日にはまさかのストップ安近くですからね。オッタマゲーもいいところです。


OK!バブリー!! feat.バブリー美奈子 [ 平野ノラ ]


同じシンプレクスの1563 マザーズ・コア ETFは構成銘柄の比率から、実質的に2121ミクシィとの相関性が非常に高く、次に4565そーせいとの相関性が高いのが特徴でもあります。

ところが、1551の方は指数に組み込まれている構成銘柄の比率が比較的バランスがとれているのが特徴でもあります。

新興株は時価総額や材料によっては時に火を噴くように大きく上昇する事もあれば、そのまた逆も然りなので、1551の特性上、構成銘柄の上位のどれかの株価に大きな変動があれば、1563よりは良くも悪くも影響を受けやすいともいえます。
(もっとも1551も1563も個別株ではなくETFなので指数の入れ替えもあり、倒産や事件や事故になどによる株価の大幅な下落リスクはあまり気にしなくても良いメリットがあります)

よって、構成銘柄上位10社において何か材料があったのかなとも思いましたが、調べたところ見受けられませんでした。

あくまで推測の域ですが、誤発注による売りからの安くなったところへ大量に買いが入ったのではと思います。





投資対象がETFの場合、長期投資のスタイルの方においても、その指数の構成銘柄の一覧をヤフーファイナンスなどで作成しておくと、証券会社を跨いだ評価損益の把握の他、チャートによる瞬時の株価の把握も出来ます。




特にアプリではアラート機能を使うとプッシュなどで把握がしやすいので便利です。


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→関連記事:【株式投資】誤発注を防ぐ対策と儲ける方法【ジェイコム株】

※チャートはヤフーファイナンスより引用