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2017-09-22

逆相関の関係を探してみました。

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

今日は逆相関の関係について述べたいと思います。




さて、この逆相関ですが、投資家にとって重要であり、投資家ならば誰しもこの様な関係の株式銘柄や通貨、コモディティーなどが無いか一度は探した事があるかと思います。



なぜなら、逆相関が比較的はっきりしている銘柄の上昇している方に対し、事前に下がっている銘柄を安値で仕込んでおき、今度は今まで上昇トレンドから下降トレンドとなった際(トレンドの逆転)に事前に安値で仕込んで置いた逆相関の銘柄が上昇してくるからです。

これには基本的に右肩上がりの銘柄であることと、逆相関な関係の銘柄の組み合わせ、上がり続ける相場も無ければ下がり続ける相場も無いという前提に基づいての事となります。

ここで下がっていく銘柄にショート(売り建て)を仕込んでも良いですし、逆相関が比較的はっきりした関係の銘柄ならばこれを複利で繰り返すだけで後は時間を味方につければ理屈の上では自然と資産は増えていく事になります。(そうは問屋が卸さないというのが実際の世の中でもありますが)

さて、どのような銘柄が逆相関なのかといいますと、ストーンヘッドは以下の組み合わせと考えます。

・SPY、VOO、IVVなどS&P500を対象とするETFとIEFなど米国債を対象とするETF
SPY、VOO、IVVなどS&P500を対象とするETFとGLDなどゴールド(金)を対象とするETF

NYダウやS&P500は長い歴史の中で幾度かの下落や暴落はあれど、基本的には長期で右肩上がりのチャートであり、覇権国家であるアメリカの強い経済を示しているといっても過言ではないでしょう。



一方でアメリカの国債やゴールドは日頃からのリスクヘッジに加え、北朝鮮のミサイルや核開発をはじめ、特に金融市場に不安が走った際は資金が流入しやすいのではと考えます。

ただし、ゴールドは配当(分配)が発生しないので、信託報酬などコストが嵩む事となります。(貸株によりコストを和らげる方法もありますが)

また、ゴールドや国債は一般的に現物なり債権なり何らかの実物なり裏づけがありますが、VIX(ボラティリティ・インデックス/恐怖指数)は人間の恐怖を指数として表したものであること、そして長期では下落していく特性があり、一般的にはVIXは短期でのスポットが好ましいと考えられるので除外をしています。

そしてこれらの組み合わせは理屈の上では上述の通りではあるものの、実際には必ずしもキレイな逆相関の関係とはならない事もあり、何よりも米ドル建てで見た場合の話です。



なお、日本に住民票があり、日本に税金を納める多くの日本の個人投資家の方達は、仮に米国株の売買をしていても税金の損益は円建てで考えないとならず、大なり小なり為替の影響を受ける点に注意が必要です。


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