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2017-12-25

ドイツ・ベルリンのナイトクラブの大まかなジャンル別の特徴

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

今回はドイツ・ベルリンでのナイトクラブの大まかなジャンル別の特徴ついて述べたいと思います。


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パーティータウンともいわれ、ドイツ国内やヨーロッパだけではなく、世界のクラブカルチャーの中心であり、発信地といっても過言ではないのがベルリンのナイトクラブです。

市内の公共交通である環状線(Ringbahn)やトラム、地下鉄(U-Bahn)、バスは市内に張り巡らされており、非常に発達をしており、便利です。

地下鉄は平日の深夜以降はナイトバスサービスが運行されたり、週末の金・土は24時間市内の公共交通サービスが運行されるなどベルリン市側もナイトクラブに足を運びやすい環境を後押ししています。




基本は毎週末の金・土の夜から翌朝までの営業ですが、アングラを含め、平日も営業しているナイトクラブがあるので、この点、週末以外にも平日の夜遅くでもタクシーを使わなくても移動が出来るというのはありがたいです。

その様な背景もあるベルリンには、ベルリンのクラブカルチャーを「影」でリードしているアンダーグラウンドで、どことなく怪しさもある反面、自由で開放的なアングラなクラブもあってか、街全体がどこか自由でオープンでちょっとカオスな雰囲気があります。



アングラなクラブを含めると、ベルリン市内には無数にディスコやクラブがあるのがベルリンのナイトクラブの特徴でもあります。

アングラなクラブにもDJがいたり、ナイトクラブのシンボルともいうべき大きなミラーボールがあったりとナイトクラブの含む意味には広さがあります。

もちろん、ベルリンのクラブ的にはアングラなクラブでも「健全」なのですが、やはり「クラブ」や「ナイトクラブ」と言うと、アングラなクラブの意味も含まれるので実にややこしくなります。

そこで本稿や本ブログではあえてディスコという言葉を随所に使っています。

これならば純粋な?音楽のクラブという意味合いに受け取れますし、ナイトクラブのジャンルによっては未だにディスコという呼び方の方がしっくりくる事もあるからです。

特に宿やカフェ、→クリスマスマーケットで雑談なりを通して知り合った女性を誘うにはディスコと言ったほうが、誤解されにくいというメリットもあります。


→関連記事:【人間交差点】ドイツ・ベルリンでのクラブとディスコの違い【大人の社交場】


そんなベルリンのナイトクラブのジャンルを大まかに以下の様に分けてみました。

ベルリン市内のナイトクラブでは同じクラブでも日によってパーティー(クラブイベント)のジャンル(パーティーテーマ)が異なる事もありますが、一般的に、各クラブごとにジャンルはほぼ固定化されています。

このジャンルといったらAというナイトクラブとBというナイトクラブ、あるいはBというナイトクラブといえばゴシックというくらいに、イメージとしてクラブが確立しており、ナイトクラブのブランド化にもつながっています。

なお、アングラはパーティーのテーマによって音楽のジャンルが異なる事もあり、一概にどちらのジャンルとは言いにくい点もあります。またここでは大人の事情もあるので、便宜上省略とします。

・EDM系
・ロック系、ハードロック、メタル系
・80's
・EBM系
・アングラ

大まかではありますが、大体この5つに分類が出来ます。(ジャズなどは便宜上挙げていません)

細部としては以下の通りですが、80's(エイティーズ)と呼ばれる80年代のドイツや英国を中心としたヒット曲や、CMやドラマの主題歌、→カヴァー曲などで日本でも一度は聞いた事があるであろう、80年代のダンスミュージックやディスコミュージック/クラブミュージックと呼ばれる曲が元来のクラブカルチャーの基礎、あるいは音楽的にアルカリ性でもなければ酸性でもない中性であり、不朽そしてオーソドックスともいえます。

そして単に80'sといっても、例えばロック系の曲やアーティストの他、ゴシックロックをはじめ、シンセサイザーポップ、ユーロビートの前進となったイタロディスコもあり、音楽の学術的な事は抜きにしても、80'sに含まれる細部のジャンルは実に幅広いのが特徴でもあります。

各ジャンルの細部を以下にまとめました。
繰り返しますが学術的な難しい事は抜きにして、楽しむ事が目的です。

実際のナイトクラブでは大抵おおまかなジャンルとしてパーティー(クラブイベント/テーマ)が開かれるのが一般的です。



※図の重なりの度合いはあまり気にしないで下さい

また同じアーティストでも曲や制作した時代によっても細部のジャンルが微妙に異なる事もありますが、大まかなジャンルとしては大抵同じ大きなジャンル内か、あるいは80'sの内容と若干被るのが一般的です。

メインのジャンルとサブのジャンル

・EDM系(Electronic Dance Music)
 ハウス
 テクノ
 トランス
 ユーロビート
 90's
 2000'sなど

・ロック系
 ロック
 ハードロック
 メタルなど

・80's
 ロック
 ゴシックロック(ゴスロック/ゴシック/ゴス
 シンセサイザーポップ(シンセポップ)
 イタロディスコ
 ポストパンク
 ニューウェイブなど

・EBM系 (Electronic Body Music)
 EBM
 インダストリアル
 サイバーゴス
 アグロテック
 エレクトロなど

さて、ここでEDMとEBM、文字だけみると非常に似ているのですが、これらは似て非なるものです。

一般的にEDM系は電子的なダンスミュージックが主体であり、パリピという言葉はEDM系や80'sにしっくりときます。

一方でEBM系は服装なども少しマニアックで、暗闇の中で電子音の独特なビートが、Brainすなわち脳にボンボンボンと直接叩き込んでくるような独特なサウンドが特徴でもあります。




どのジャンルの曲やクラブと、もっとも波長が合うのか、これは人によって十人十色ですし、年齢の変化によっても好きなジャンルが変わってきたりもしますので、まずは気軽に足を運んでナイトクラブならではの臨場感溢れるサウンドやクラブの雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。



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→関連記事:ドイツ・ベルリンのナイトクラブで健全な出会いにオススメなジャンル


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