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2017-07-01

松井証券の預株の申込みと株の一部売却による預株の解消について

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

ここのところ投資関係で色々と細々とした出来事がありましが前回に引き続き、今回は第2位を発表したいと思います。






<第2位>

松井証券での預株の申込みと株の一部売却時の預株の解消についてです。

私ストーンヘッドの虎の子ともいえる1557 SPDR S&P500 ETF(米国SPYの円建て)はストーンヘッドの知る限りでは貸株金利(以下、貸株)や預株料(以下、預株)など証券会社に株を預ける事により雑所得(雑収入)を得る事が出来るのは松井証券の預株制度のみです。
他の証券会社での貸株では1557は貸株サービスの対象外となっています。






追記:2017年7月1日※今回の記事ではタイトルの通り、預株の申込みや解消について取り上げ、配当金の税金の区分や二重課税などについては関連記事にて触れています。

→関連記事 貸株による「しくじり先生」と株主優待の権利取り 


また、松井証券では1日の売買の合計が10万円までは売買手数料が無料なので手数料の節約の点からも松井証券をよく利用しています。

ところが、1557に限らず、例えば1589 iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F、米国HDVの円建て)など他の銘柄においても、預株において困る点があります。

例えば預株として預けていた1589の現物株の銘柄の10口のうち、2口を売った場合はまだ保有している残りの8口まで預株を解消されてしまうのです。

ですので解消されてしまった分はまた再度翌日に預株の申込みをしないといけず、手間と日数のムラが発生します。



追記:2017年7月1日今回の記事では同一銘柄の一部売却後の預株の解消を主に取り上げていますが、預株の申込み自体もあらかじめ設定をしておくと、現状の翌日の手動での申込み作業ではなく、自動で預株の申込みや買い増し後の追加も出来るようなシステムになれば便利ですね。


オンライン化が進んでいる現在でこれはちょっと致命的な感じもするのですが、もしかするとプログラムのシステム上の問題ではなく、証券取引の制度上の問題なのかもしれません。

例えば8267 イオンを200株、貸株したのですが後で気づいたのは貸株に出す前の自分が保有していた株券の番号と貸株を解約して戻ってきた株の番号が一致するとは限らないという事です。(もちろん保有している株の数自体はあっていますが)




つまり、イオンの株の場合、一度貸し株に出してしまうと株主優待の権利を取得する際に保有していた番号とズレてしまう可能性があり、そうするとオーナーズカードを継続して使えず、新たに発行してもらう必要性や長期保有優待特典も再度カウントしなおしになるのではと考えられるのです。

という事で、預株の場合は株券の番号とは違うかもしれませんが、何か制度的に全て返却(預株を解消)する必要性があるのかもしれません。

そこで松井証券に状況と社内での今後の対策についてきいてみました。





頂いた回答では

・売却しなかった残りの同一銘柄の株をそのまま預株とする予定はなく、預株から解消となる。
・意見は今後の参考とし、より良いサービスの提供の参考に努める。


ということで、売却せずに残った全ての同一銘柄の株も預株から解消されてしまう現状が改善される予定は残念ながら、、、ありません。

また、「努めてまいります」=企業の「検討します」みたいに半分社交辞令のようなもので、実際には、、、動かないだろうなという臭いが残念ながらプンプンしています。

他の証券会社の貸株制度とは違った松井証券のせっかくの独自の預株制度なので、個人的にはこの解消されてしまう現状を改善してもらえると他の証券会社との区別化や預株への魅力が更に増すのではと思います。



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