プロレスの人気が回復してきて、ちょっぴり嬉しいのはここだけの話です。
はい、という訳で今回は以前お伝えした
【貯株】東証上場ETFによる自作ほぼ毎月分配型長期投資と老後の年金受給【コツコツ投資】
をもとに、東証に上場している高配当ETF(上場投信/上場投資信託)で自作式の毎月分配型上場投信を組み、配当金再投資と貯株による積立投資での複利運用の検討とストーンヘッドの今後の投資方針についてです。
まず、今回は上記の以前の記事に加え、もうひとつ高配当ETF銘柄を加えたいと思います。
11)1476 iシェアーズ Jリート ETF
・連動対象
東証REIT指数
・配当時期
年4回/2月、5月、8月、11月
・直近の分配金
2017年5月9日:14円(1株あたり)
2017年2月9日:16円
2016年11月9日:12円
2016年8月9日:10円
※売買単位は1株(1口)
※出典:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/279435/#/
※2015年10月20日上場
※信託報酬(税抜き):0.16%
・予想配当利回り
直近の配当金は年間で52円なので同じ程度の配当金と予想すると株価が1,730円なので予想配当利回りは3.01%となります。
1476は2015年の10月に上場したばかりでまだ2年経っておらず、今後の配当金の推移にも注目していきたいところです。
<1476の特徴と今後>
1476は東証REIT指数への連動となり、日本の不動産市場は人口の縮小や少子高齢化による今後の空き家や空き物件の増加も予想されます。
しかしストーンヘッドの個人的な考えでは、今後も五大都市圏である
・東京都市圏(首都圏)
・大阪都市圏(近畿圏)
・名古屋都市圏(中京圏)
・福岡都市圏(福北圏)
・札幌都市圏
を中心に、なんだかんだいって経済は持続または発展していき、それに伴い入居の需要も少なくともある程度は見込めるであろうと考えています。
もし、これらの都市圏で著しい人口の減少や空き物件が大幅に増えるのならば、不動産や建設関係の企業は商売が成り立たなくなりかねないですし、先を見込んで海外への不動産開発の進出や訪問介護サービスの提供など、生き残りをかけて先手を打ってビジネスを展開するのではと考えています。
そしてなにより、人は困難にぶつかり、それを解決しようと考える事は新たな発見につながり、今日の高度な文明があると考えています。
<1476とドルコスト平均法>
1476は1株単位での売買が出来、現状では1株2,000円出さなくても買えます。つまりドルコスト平均法を用いて小刻みに買い増しをしやすく、積立当初のまだまだ少ない配当金でも株を買いやすいメリットもあります。
デメリットはブラックロック社の運用するiシェアーズシリーズのETFが増える事です。
結果的にETFの運用をブラックロック社というひとつのカゴにETFという数個のタマゴを盛っている運用リスクを懸念します。
<ETFの運用会社のリスク分散>
まずはブラックロック社の運用するETFと野村の運用する1489 (NEXT FUNDS)日経平均高配当株50指数連動型ETFとで資金が例えば50:50くらいになるように運用リスクを分散させ、近い将来的には数社に分けたいところです。
今は大きな会社でも一寸先はハプニングといっても過言ではないでしょう。
この先どうなるかなんて未来の事は誰しもわかりません。
しかし運用会社を数社に分けていれば、最悪そのうち1~2社に何かあっても、残りの数社で運用されているETFは生き残ると考えられます。
世界三大投資家のひとりであるジョージ・ソロス氏のショート(売り建て)は個人的にはあまり好きではありません。
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しかし、ソロス氏の戦争経験に基づく「まず生き残れ」という言葉は好きで、相場の中で弱小零細投資家がどうやって生き残っていくのかは常に頭の片隅に意識をしているところでもあり、生き抜くためのソロス氏からの投げかけでもあると感じています。
積立当初はまだまだ全体的に運用金額が低いので、「分散収入ライフ」をしながら財務諸表の数字の意味がわかるようにするなど個別銘柄の銘柄研究にも力をいれ、運用会社や個別銘柄による破産リスクの分散を考えています。
次の記事:【馬場イズム】改良版 後編:東証に上場しているETFで自作式の毎月分配型高配当上場投信を検討してみた【王道プロレス】
※株価は2017年7月27日の終値を基準