今回は海外旅行などの際に入手する現地の地図の便利な使い方についてです。
これをマスターすると、現地で道に迷い難くなります。
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なお、観光産業が盛んなヨーロッパではホテルやホステルなどの宿泊先や観光案内所(Tourist Information)でFree City Mapとして市内の主要な場所を網羅した地図を大抵無料でゲットする事が出来ます。(有料の場合は50ユーロセントから高くても1ユーロ程度です。)
地図はアナログではありますが、スマホのオンライン/オフラインの地図やGPS機能とは違い、バッテリーに依存しなくても良いですし、万が一ひったくりや盗難にあっても金銭的な被害はほぼなく、再度旅行のプランを継続する事が出来ます。
ところが、近年ではスマホやWiFiが普及したこともあってか、現地で地図をうまく使えないという方もいらっしゃるかと思います。
ここでは簡単に地図の使い方を採り上げたいと思います。
一例としてドイツ・ベルリンの地図を引用しながら説明します。
なお、この地図はホステルなど宿泊先で無料にて配られているもので、裏面には地下鉄と市内環状線などの交通網が記載されています。
一般的なベタな市内の観光地を訪れるならば、この地図はベルリン市内中心部が網羅されているので、これ1枚で用が足ります。
まず、一般的に地図は北を上にして書かれています。
もし上側が北でない場合は、右上や右下などの端っこに方位自身のマークがあり、どちらが北なのかがわかるようになっており、通常は赤色またはN(North)の矢印の先が北側となっています。
ヨーロッパやアメリカなどにおいては、これさえきちんと理解しておけば、ほぼ道に迷う事はないといっても過言ではないでしょう。
次に地図の携帯の仕方として、地図によっては非常に大きな場合もあります。
広げた際に広い地図上でいちいち再度目的地を探し出すというのも手間ですし、欧米のバックパッカーの様な登山用の大きなバックパックを背負って宿泊地やバスターミナルなどへ移動するスタイルの方は、バックパックから地図を含めた飲料水などの小物を出し入れするのは上げ下ろしに時間もかかるので得策とはいえません。
(この場合はタスキがけのポシェットやポーチ、小さいサブ用のバックパックを前側に背負い、代用します。)
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そこで大きな地図から目的地を中心に見るように写真の様にコンパクトに折りたたんでいきます。
イーストサイドギャラリー付近を歩く場合
どんどん折りたたんでいきます
そうすると胸のポケットにも出し入れしやすく、その都度の確認もしやすいです。
これを更に半分に折れば胸ポケットにも入ります
また、あかるさまに大きな地図を広げている訳でもないので、ひったくりや盗難に巻き込まれにくくもなります。
ヨーロッパやアメリカでは交差点に道の名前が表示されています。
例えば地下鉄やバスを降りた際などに土地勘がなくても、道と道が交差している比較的大きな交差点にて通りの名前を確認すれば、自分の居場所がわかり、どちらに進んでいけば良いのかがわかります。
なお、それでも判りにくい場合は方位磁石を地図上に乗せ、方位磁石の北である赤い矢印と地図上の北をあわせるという方法もありますし、近くの人に尋ねるという方法もあります。
非常にアナログではありますが、地図は路線図と同様に、バッテリーがきれてしまっていても使う事が出来るので、アナログとデジタルのメリット、デメリットを使い分けてみてはいかがでしょうか。
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