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2017-12-12

人と比べて自分の性格は変わっていると思う方へ実はドイツ・ベルリンでは悩む必要は無いよというお話

こんにちは、ディスコマンことストーンヘッド鈴木(@StoneHeadSuzuki)です。

私は物心付いてから気が付いたことがありました。
それは言葉では言い表し難いのですが、まわりの同級生など人と比べると、ちょっと個性的で、言い方を変えると変わっている、つまり変わり者という事です。


同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。 [ 池田清彦 ]


大体にしてハンドルネームを「ストーンヘッド」なんてつけている事でうすうすどころか、モロに気付くかもしれませんが。

同じ考えや価値観が好まれやすい日本の社会では、学校内で同級生や先生方から、社会人となってからは職場内の同僚や上司、お客さんから、そして隣近所だろうが、みんなと同じ考えが好まれやすく、私のような地方(田舎)に行くと尚更同調圧力とすら言えなくも無いです。


言い方を変えると、これは保守的あるいは閉鎖的とも受け取れるのですが、「教科書的」には人付き合いや処世術において、とにかく出る杭は打たれかねないので、残念ですが個性は出さず、当たり障りの無い生活の方が身の為となりがちです。

そうなってくると、人と比べるという事よりも多くの人の平均に合わせて同化していく事が日本では大事かもしれません。


→関連記事:海外長期滞在の前に現地のものの見方や捉え方の違いを理解しておくと精神的に楽

仕事や隣近所の事ならばまだしも、さすがに私生活までそうだとすると、それって息苦しくないですか?

少なくとも保守的であったり、閉鎖的な環境では感性が豊かになれるとも思えず、作曲や絵画などクリエイティブな文化の発達は難しいとも言えるでしょう。

さて、一方で日本から一歩出てみると地球は意外と広く、様々な国があり、色々な価値観やものの考え方があります。

西ヨーロッパ、特にゲルマン系の国であるドイツ、そして中でもベルリンは思いのほか物事にオープンで自由(フリーダム)な感じがします。

それは東西冷戦時代にアメリカを中心とした連合国側の西ドイツと、ソ連(ソビエト連邦)による東ドイツ、そしてベルリンにおいては東ドイツの中に西側である西ドイツの飛び地として西ベルリンが存在していました。



そしてベルリンの壁による東西ベルリンの分断と、シュタージという秘密警察・諜報機関による監視など、自由とは真逆の状況下に置かれていた事への反動なのかもしれません。

特にベルリンのアングラ(アンダーグラウンド、サブカルチャー/サブカル)なクラブ界隈では自由で何事にも束縛されない独特な雰囲気があり、それは時にカオスな一面すらあります。


→関連記事:【Freedom】ドイツ・ベルリンのディスコとクラブの違いをもうちょい違った視点から捉えてみた【Freiheit】

一度ドイツ・ベルリンの地元向けやクラバーさん達(ナイトクラブへ足をよく運ぶ常連さん)が通い詰めるようなイケていて盛り上がっているナイトクラブ(ディスコ、クラブ、アングラ)へ足を運んでみればわかると思うのですが、日本とは違い、協調性、同調性なんてものはなくて、自由に活き活きと個性を出している人が非常に多く、むしろどんどん個性を出して自己主張をしていかないと、アパートを借りたり、WGというアパートシェアリングや仕事を得たり、彼女、彼氏を作るのにも影響が出てくるといっても過言ではないでしょう。

はっきり言って平凡のままでは多くの人の個性に埋もれてしまい、モテません。(お金を持っているかいないか、自分の主張が正しいか、イケメンや美人かどうかはモテるかどうかには実はあまり関係がなかったりもします。)


モテ男モテ女の恋愛心理学 心理セオリー50+恋愛テクニック19 [ 村田 芳実 ]


個性は出していくというよりも、性格も含めてむしろさらし出す、あるいは弾ける、隠し事をせずオープンで本性をむき出しで行く、これくらいが自由な都市であるベルリンでは丁度いいです。

ちなみに隠し事はヨーロッパでは嫌われやすいという背景があります。例えばそれは軍隊の敬礼ひとつとっても特徴として表れていて、アメリカや日本の自衛隊とは違い、ヨーロッパの多くの軍隊での敬礼は手のひら(内側)を相手側に見せるようにします。これは相手への忠誠や手の内を明かし、隠し事がないという意味も含まれています。


外人部隊の日本兵 たった一人の挑戦


ディスコを含めたナイトクラブではイケてる曲にあわせてのダンスが全てでもなく、ドリンクを飲みながら薄暗いクラブ内で世間話をしたり、時には哲学や人生観について話をしたり、一緒に踊ったり、そういったやり取りの中でお互いに意気投合すれば大人の男女の健全な出会いへと発展し、後日日を改めてクリスマスマーケットやカフェでデートという事もあります。


→関連記事:クリスマスマーケットの本場ドイツまでは遠いけど日本の自宅でドイツのクリスマスを楽しむ方法



オシャンティーなラウンジ@ベルリン

けれども事が進んでから、実は、、、というよりは、ある程度最初の段階で自分の性格や本性を晒し出していたほうが、隠し事とはならず長く良い関係を保つ上でベターです。



もちろん節度も大事ですが、もしベルリンに滞在する際はベルリンのオープンな感じを肌で感じつつも、本記事を参考のひとつにしていただけたらと思います。


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