2018年2月6日(火)現在の保有銘柄と評価損益の状況についてです。
丁度この2月6日頃というのはNYダウが大幅な下落をした頃でして1ヵ月後の3月6日に本記事を執筆している時点から当時を振り返ると、結果として底を1回作っています。
その後、ダウは徐々に戻し、半値戻しは全値戻しかと思いきや、米国債の10年の債券利割りが低下しても指数(インデックス)の戻りに勢いが無く、再度の下落をしており、2番底を形成しそうな気がします。
という訳で、2018年2月6日(火)終値現在の保有銘柄の状況は以下の通りです。
<アセットアロケーション>
・先進国株式(日本株除く)
評価損益率-6.48%
前回3.64%
保有割合67.00%
前回63.36%
・新興国株式→NEW
評価損益率-4.11%
前回ー
保有割合2.41%
前回ー
・国内新興株式
評価損益率-12.83%
前回-4.99%
保有割合30.60%
前回36.64%
・全体の評価損益率-8.47%
前回0.30%
<ポートフォリオ>
・ニッセイ 外国株式インデックスファンド投資信託→売却済み(解約)
評価損益率ー
前回3.88%
保有割合ー
前回3.98%
・楽天VTI投資信託
評価損益率-5.98%
前回5.90%
保有割合4.24%
前回11.60%
・楽天VYM投資信託
評価損益率-7.00%
前回1.00%
保有割合12.97%
前回7.74%
・eMaxis Slim 先進国株式インデックス (三菱UFJ国際投信)→NEW
評価損益率-5.79%
前回ー
保有割合9.13%
前回ー
・eMaxis Slim 新興国株式インデックス (三菱UFJ国際投信)→NEW
評価損益率-4.11%
前回ー
保有割合2.41%
前回ー
・iFree NYダウ・インデックス投資信託(大和)
評価損益率-7.11%
前回5.18%
保有割合7.43%
前回14.86%
・iFree S&P500インデックス投資信託(大和)
評価損益率-6.47%
前回4.05%
保有割合7.48%
前回14.95%
・たわら ノーロード先進国株式 投資信託(アセットマネジメントOne)
評価損益率-6.23%
前回0.00%
保有割合15.47%
前回2.87%
・たわら ノーロードNYダウ 投資信託(アセットマネジメントOne)→NEW
評価損益率-6.96%
前回ー
保有割合4.19%
前回ー
・1545 NEXTFUNDS NASDAQ100 ETF(野村)
評価損益率-6.29%
前回0.52%
保有割合6.08%
前回7.35%
・1551 JASDAQ・TOP20 ETF(シンプレクス)
評価損益率-7.76%
前回3.30%
保有割合8.79%
前回11.09%
・1563 マザーズ・コア ETF(シンプレクス)
評価損益率-14.85%
前回-8.19%
保有割合21.04%
前回25.55%
・2516 東証マザーズETF(シンプレクス)→NEW
評価損益率-11.10%
前回ー
保有割合0.76%
前回ー
<運用会社の割合>
・三菱UFJ国際投信→NEW
今回11.54%
前回ー
・アセットマネジメントOne
今回19.67%
前回2.87%
・野村
今回6.08%
前回7.35%
・楽天投信投資顧問
今回17.21%
前回19.34%
・大和証券投資信託委託
今回14.90%
前回29.81%
・ニッセイアセットマネジメント→売却済み(解約)
今回0%
前回3.98%
・シンプレクス
今回30.60%
前回36.64%
<振り返りと今後>
楽天VTI投信などを含めた先進国株式の買い増しや、今回新たに新興国株式も取り入れる事により、相対的に国内新興株式の割合を30%にまで減らす事が出来ました。
新興国は債券を含めて以前より検討をしており、新興国の債券は利回りが高い事から、何度も検討に検討を繰り返していましたが、FXでの経験から新興国の高金利通貨は長期スパンでは円高になりやすいという懸念から見送りをしていました。
新興国の株式指数の特徴としてボラティリティーが高いので、こちらを逆に利用すれば、株価の下落時により多くの口数を増やす事が出来、将来的に株価が上昇してきた際に、金融資産を増やす事が出来るだろうと思います。
また、別の視点からは、過去を振り返る事は出来ても、この先もこれまでの過去と同様に、未来永久に先進国が世界経済を牽引していくとも言い切れず、先のことはわかりません。
eMaxis Slim 新興国株式インデックスには
・テンセント(SNSサービス)
・サムスン(スマホなど)
・アリババ(Eコマース)
・百度(ネット検索)
・ホンハイ(EMS大手)
が構成銘柄として組み入れられている点も投資に妙味を感じます。
ニッセイ 外国株式インデックスファンド投資信託は前回の記事にて指摘をしていましたとおり、実質コストが高い事から、今回売却(解約)をし、信託報酬の下がったeMaxis Slim 先進国株式インデックス (三菱UFJ国際投信)を新たにポートフォリオに組み入れました。
既にNYダウを投資対象とする投資信託はiFreeダウ(大和)を保有していますが、繰り上げ償還リスクを減らす点から、運用会社の異なるたわら ノーロードNYダウ 投資信託(アセットマネジメントOne)を新たに組み入れました。
懸念としては今回のような下落時に買い増しをしても、含み損が含み益となる前に繰り上げ償還となってしまっては最後の最後に損をしてしまうので、意味が無いという事です。
実際に、i-mizuhoのいくつかの投資信託は繰り上げ償還がアナウンスされており、対応に追われる投資家の方もいたのではと思います。
2516 東証マザーズETF(シンプレクス)がいよいよ運用スタートとなったので、お試しという形ではありますが組み入れてみました。
マザーズ市場とジャスダック市場の統合が今年の1月頃にニュースとなり、その後東証が統合を否定するという非常に興味深い出来事がありました。
こういった懸念は大なり小なりありますが、先のことはわかりませんし、1563、1551、2516は全体の30%程度に留めておけば、万が一何かあってもそれほど致命的にはならないかなと思います。特にETFは繰り上げ償還があっても個別銘柄とは違い、「紙切れ」にならないという保険的な要素も心強いです。
2516は1563 マザーズ・コアETFと同じくシンプレクスの運用ですが、2516は1563よりも銘柄の分散が効いており、ミクシィへの相関性が1563よりも低いという特徴もあります。
マザーズやジャスダックなど国内新興市場は日経平均株価がいまひとつの時に、マネーが集中しやすいのではと思います。
テクニカル分析に加え、ファンダメンタル分析も一通りは勉強したつもりではいますが、現状の私のセンスでは、まだまだ個別銘柄を買うというのは難しいものがあります。
そこで、まずはETFや投資信託を活用してインデックス投資を行いつつ、節約した時間で四季報のデータや財務諸表などにより、個別銘柄の研究を平行して行おうと思います。
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1563や1551についてはダウやS&P500などとは一味違ったインデックスとなっており、特に1563においてはミクシィやそーせいの割合が高い事から、ミクシィやそーせいとの相関性が高いという特徴もあります。
ミクシィやそーせいの個別銘柄を買うにはそれなりにまとまった資金が必要ですが、1563ならば1口単位での売買なので、わずか3,000円ちょいの資金で実質的にミクシィの株を保有する事が出来るともいえます。
よって、ミクシィやそーせいの銘柄分析を行い、その結果、上昇しそうだ、あるいは割安だという結論になれば、1563をよりうまく活用する事が出来ると考えます。
最悪、もし上昇しなくても年に1度、指数の構成銘柄の入れ替えがあるので、それによりまた上昇するという可能性もありますし、なにより個別銘柄の上場廃止による紙切れリスクは少ないというETFならではのメリットもあります。
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今後としては、ダウに勢いはすぐには戻らずに右肩下がりか、良くてボックス相場になるのではと思うので、楽天VTI投信など投資信託を積み立てつつ、ファンダメンタル分析の勉強をしながらダウの犬理論を応用し、日本国内の個別銘柄または当座は1489日経高配当株ETFも組み込んでいこうかと思います。
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→関連記事:2018年1月22日(月)現在の保有銘柄と損益の状況
※チャートはヤフーファイナンスより引用