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2018-03-12

昭和から平成初期にかけての特撮ヒーロー番組で印象深い番組と登場人物

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

今回は、昭和から平成初期にかけての特撮ヒーロー番組で異色とも受け取れ、平成後期ともいうべき平成30年(2018年)においても印象的で記憶に残っている特撮ヒーロー番組や登場人物について述べたいと思います。


宇宙刑事ギャバン VOL.1 [ 大葉健二 ]


1、メタルヒーローシリーズ
☆宇宙刑事ギャバン
ギャバンと聞くとラーメン屋にある青色のコショウの入れ物を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、特撮の世界でギャバンといえば、宇宙刑事ギャバンの事です。

宇宙刑事ギャバンはメタルヒーローシリーズの第一作目として1982年の3月から1983年の2月までテレビで放送されましたが、第1作目にして、そして35年近くも前のCGなどの合成技術をもってして、作品の完成度が非常に高く、キャラクターのデザインや戦闘シーンの合成など今見てもまったく引けをとらない作品です。

加えてギャバンを語る上で外せないのが歌手の串田アキラさんです。特にギャバンのオープニングの主題歌の歌詞は、時に目標ややりがいを失いかけてしまう事もある私に勇気やヒントを導き出してもくれます。
もっとも私はもうそんなにはヤングではないのですけれどもねw




☆巨獣特捜ジャスピオン 
ブラジルで絶大な人気があるのがこの巨獣特捜ジャスピオンです。

個人的には宇宙刑事ギャバンとならび巨獣特捜ジャスピオンは特に好きなメタルヒーローのひとつです。

30年以上経った今でも色あせないメタル感(メタルヒーロー独特の金属の輝き)や戦闘シーンでの合成などが好きですし、加えて挿入歌の「超惑星戦斗母艦ダイレオン」を歌った串田アキラさんのパワフルさも印象的でした。

なお、比較的最近知って驚いたのは、てっきり富士サファリパークのCMのパワフルな声は、和田アキ子さんかと思いきや、クッシーこと串田アキラさんでした。


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☆時空戦士スピルバン 
ブラジルでは「Jaspion2 Spielvan」として放送。主役のスピルバンを演じた渡洋史さんは宇宙刑事シリーズのシャリバンにおいても主人公を演じ、メタルヒーローシリーズ2作に渡り主人公を演じた方でもあります。

スピルバンを語る上で外せないのが、ワーラー帝国の女王パンドラを演じた曽我町子さんです。

特に印象的だったのは女王パンドラの名言ともいえる「スピルバン坊やのお尻をペンペンしてあげなさい」です。

曽我さんはスーパー戦隊シリーズの恐竜戦隊ジュウレンジャーにて悪役の魔女パンドーラも演じており、独特な演技から特撮ヒーロー番組における不動の女王といっても過言ではありません。特にジュウレンジャーは後にパワーレンジャーとして海外でも放送された事からも、魔女パンドーラを今でも忘れずに記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。


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☆世界忍者戦ジライヤ
これまでの宇宙刑事などの金属によるメタル感があふれるメタルヒーローシリーズとは少し変わった異色の作品となっており、忍者や1988年のソウルオリンピックを意識したと思われるタイトルとそのストーリー展開です。

ジライヤは「学術的」にメタルヒーローに該当するか否かは「識者」によって意見が分かれるところでもありますが、ジライヤは特撮ヒーロー番組のひとつであるという事には異論はないでしょう。

また、ジライヤの主人公役の筒井巧さんや主題家やエンディングを歌った串田アキラさん、そしてシャリバンやスピルバンでの主人公の渡洋史さんは今でもブラジルを中心に南米で熱狂的な人気であり、絶大な人気故にブラウン管の中だけではなく、ブラジルで現実のヒーローといっても過言ではありません。


世界忍者戦ジライヤ VOL.1 [ 筒井巧 ]



☆超人機メタルダー
人物ではありませんが、スポンサーであるマツダの乗用車「ファミリア」が変化し空を飛ぶという「メタルチャージャー」の発想に驚きました。

昭和から平成初期にかけてのメタルヒーローシリーズを中心に、独特の渋いナレーションの声といえば政宗一成さんの事といっても過言ではありません。特に超人機メタルダーの次回予告などでの渋くて緊迫感や迫力感のあるナレーションの記憶が強く、政宗さんなしではメタルダーを語れないです。


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☆特警ウインスペクター
☆特救指令ソルブレイン
☆特捜エクシードラフト 
ずばり宮内洋さん演じる正木本部長です。正木本部長の圧倒的な存在感からどっちが主役かわからないともいえ、制服だけで変身出来ない/変身しないにもかかわらず、自らの危険を顧みない熱血な体当たりの迫真の演技にブラウン管越しに手に汗を握ったり、釘付けとなっていました。

フィギュアも発売されるくらいの熱烈な人気で、正木本部長なしでこれらのレスキューシリーズは語れません。

社会に出てから思ったのは、正木本部長みたいな熱い上司がいたらなぁと、、、


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☆特捜ロボジャンパーソン
これまでのメタルヒーローシリーズは何らかの形で主人公は人間だったのに対し、ジャンパーソンは人間が変身したのかロボットなのか、その正体は誰あるいは何だったのか結局のところ、オープニングのテーマソングの様に最後までわかりませんでした。

もっとも当時、日曜日の朝7時か8時頃に放送されていた事もあり、半分寝ぼけながら見ていたので、ちょっと記憶が遠く、夢の中だったのかもしれませんが。

ジャンパーソンでは敵のビルゴルディが強かったのですが、そのビルゴルディ役の菅田俊さんの渋い声も印象深かったです。

☆ブルースワット 
ブルースワットは主人公達の主な装備(防具)はヘルメット胸部のプロテクターくらいというジライヤと同様にメタル感に乏しいともいえる作品ではありましたが、今振り返ると逆により実社会の人間に近い設定なのかなとも感じます。

なお、主題歌の「True Dream」を歌っている前田さんは、声が似ていたことや、その苗字からてっきりTUBEの前田亘輝さんかと思っていましたが、前田違いで前田達也さんでした。それにしても歌声が似ていると思うのは私だけでしょうか。(どちらも素晴らしい歌唱力だと思います)


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☆重甲ビーファイター 
メタルヒーローシリーズにおいて、初めて昆虫がモデルとなっており、また番組タイトルの通り、スーツに”重厚”感があります。

なかでも悪役のブラックビートの存在や圧倒的な強さが記憶に残っていますが、その正体は実はブルービート役の土屋大輔さんの双子の弟の土屋圭輔さんだった事に驚きました。
なお、土屋圭輔さんは五星戦隊ダイレンジャーにてキリンレンジャーとしても出演されています。


2、仮面ライダーシリーズ

☆仮面ライダーBlack
南光太郎役を演じた倉田てつをさんは、仮面ライダーBlack RXとならび2番組連続で仮面ライダーの主役を演じた異色な存在でもあります。


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仮面ライダーBlackで外せない存在なのは滝竜介を演じた京本政樹さんです。

恭さまと聞けば「あぶない刑事」でお馴染みの柴田恭兵さんですが、特撮の世界では京本さんの京さまです。

京本さんの出演した回はあまりのかっこ良さや存在感から、仮面ライダーではないのに京さまが主役といっても過言ではありません。


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☆仮面ライダーBlack RX
前作のBlackからRXへの進化をはじめ、RXから悲しみの王子ことロボライダーや怒りの王子ことバイオライダーへと変身が出来る設定や、「ライダー」なのに車メカのライドロンの登場がするのも印象深いです。

また、前作の仮面ライダーBlackはライダーパンチやライダーキックなどの仮面ライダーの必殺技の王道とも言うべき打撃や特に蹴りにより相手を倒すパターンだったのに対し、RXでは剣状の武器であるリボルケインなどとこれまでの仮面ライダーとは違う点も印象深いです。

加えてこれらの特徴は今日の平成仮面ライダーシリーズにも通ずる物があるのではと思います。例えば仮面ライダー電王ではバイクの移動メカとして電車も登場する事からも、RXが後の平成仮面ライダーに通じる前例(基礎)を作ったといっても過言ではないかと。


3、スーパー戦隊シリーズ
☆忍者戦隊カクレンジャー
今までに無いコミカルな要素や忍者という和の感じが取り入れられているのが特徴的でした。

鶴姫(ニンジャホワイト)として出演していた広瀬仁美さんは「有言実行三姉妹シュシュトリアン」にて山吹花子役としても出演していました。

広瀬さんは2018年6月30日に公開予定の「宇宙戦隊キュウレンジャー VS スペース・スクワッド」の映画出演も決まり、ますます美に磨きがかかり、大人の女性の印象を受けました。最新作の映画での活躍も楽しみです。


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☆激走戦隊カーレンジャー
高速戦隊ターボレンジャーと激走戦隊カーレンジャーはところどころ記憶がごちゃまぜになってしまったり、どっちが先に放送されていたのかわからなくなってしまう事もありますが、カーレンジャーの方が後ですね。

さて、カーレンジャーといえば番組内での「暴走戦隊ゾクレンジャー」が印象深く、パロディー要素が取り入れられていました。


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・おわりに
平成に入っても仮面ライダーやウルトラマン、スーパー戦隊はシリーズとして番組が製作されている中で、メタルヒーローは番組としては製作されていないなどファンとしては寂しい状況でもありますが、番組によっては30年近く経った今日でも我々ファンの心の中で輝いているといっても過言ではありません。

特にジャスピオンやチェンジマン、仮面ライダーBlackやジライヤはブラジルを中心に南米で絶大な人気があったり、フランスでは超電子バイオマンの人気が高いなど今日でも根強い人気があります。

白髪も増え、生え際も気になり、年齢もそれなりとなった私としてはちょっぴり懐かしさもありますが、動画サイトなどで現地の言葉に翻訳された特撮ヒーローの動画を通して、当時の思いにふけるのも楽しみ方のひとつかもしれませんね。

→関連記事:平成中期からの特撮ヒーローシリーズをあまり好きになれない理由