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2018-03-06

2月の下落で保有銘柄の含み損に耐えられそうに無い場合はどうするのか?

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

今回は、2018年2月の株価の下落で保有銘柄の含み損にメンタル的に耐える事が難しく、我慢できずに狼狽売りしそうな場合はどうすれば良いのかについて述べたいと思います。

NYダウは2月上旬に大幅に下落しました。その後、NYダウは徐々に戻し(回復し)、「半値戻しは全値戻し」かと思いきや、米国債の10年の債券利割りが低下しても指数(インデックス)の戻りにかつてのような勢いが無く、どうも2番底を形成しそうな気がします。

これが「終わりの始まり」なのか、はたまた一時的な調整なのかは後からしかわかりません。




後からチャートを振り返る分には下落や上昇のもっともらしい原因を述べる事が出来たとしても、これから先、株価は上がるのか、下がるのかの予想はいくら酒田五法なりロウソク足なりの読み方の勉強(テクニカル分析)をしても、AI(人工知能)によるフラッシュ・クラッシュなどが起こる現代では予測はより難しいのではと思います。


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下落相場では特に大幅な下落(今回程度では暴落とは感じませんが、、、)を経験した事が無い投資家の方は、甘いも酸っぱいも知り尽くした百戦錬磨のいぶし銀のようなベテラン投資家の方とは違い、メンタル的にきついものや不安が強いのではと察します。



そりゃ誰だって不安や現実を投げ出したいと思う事もあるでしょう。だって人間だもの。


一流の投資家はなぜ、メンタルを大切にするのか? [ 投資メンタルマネジメント研究会 ]


幸か不幸か、私ストーンヘッドの場合はパワハラにより適応障害を経験してから物忘れが激しくなってしまった事や、投資デビューして早々に仕手株で秒速で資産を溶かしてしまった事もあり、今のところ今回の大幅な下落程度ではメンタル的に特に大きな打撃とは感じていません。

今、既に精神的にきつく、投資信託や持ち株の含み損に耐えられず、明日にも狼狽売りをしそうだという方は、今一度なぜその銘柄を買ったのか、投資の結果何をしたいのか(投資の目的)をもう一度思い出してみてはいかがでしょうか。



これは懺悔をしなさいという意味ではなく、基本に戻り、投資対象の銘柄の選別やリスク管理がきちんと出来ていれば、それほど下落や暴落は怖いものではなくなり、むしろこの下落をうまく活用して行くという考え方すら出来るのではないでしょうか。

つまり、銘柄としては個別銘柄の選別が難しいのならば、例えばNYダウやS&P500、先進国株式のインデックスなど、幾度か暴落はあれど、歴史的に株価を戻している指数を投資対象にし、NYダウとS&P500など相関性が高く、ほぼ同じパフォーマンスとなる複数の銘柄に分ける事で、長期投資での繰り上げ償還リスクを分散するという事です。




オマハの賢人ことアメリカの著名投資家であるウォーレン・バフェット氏はこのように教えを説いています。

ルール1:損をしない事
ルール2:ルール1を繰り返す事


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この三蔵法師もビックリするぐらいのありがたい教えを私ストーンヘッドは上述の様に銘柄の選別と償還リスクであると解釈しました。多くの投資家の方は特に指摘はしていませんが、「最後の最後で損」をしては意味がありません。

しかし銘柄を複数に分散していれば下落時に買い増しをしている最中に、仮にどれか1つが繰り上げ償還や上場廃止となってもそれほど致命的な損失とはならず、全体として投資を継続していく事が出来るからです。

→関連記事:【上場廃止の予定】東証上場iシェアーズETFのスクラップアンドビルドとリスク管理【繰り上げ償還】

銘柄の選別やリスク管理など投資の指針がきちんと出来ていれば、下落はスーパーで20%引きのお惣菜を買うようなもので、限られた投資可能資金をより有効的に使い、口数(株数)を増やす事が出来ます。

そして将来的にまた株価が回復すれば(上昇すれば)、その時に金融資産を増やす事につながります。

まぁちょっと難しい事を述べましたが、コーラでも飲んでネットフリックスで映画でも見て少しリラックスするのも手です。面白くて含み損をすっかり忘れてしまうかもしれませんし、そのうち嵐が過ぎ去り株価が回復してくるかもしれません。


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※チャートはヤフーファイナンスより引用