株式投資をする上で気になる事があります、それは自分が投資を検討している、あるいは既に投資をしている企業の株価が将来的にいくらになるのかという事です。
では実際にはどのようにして目標株価を調べる事が出来るのかについて今日は述べたいと思います。
以下の2つの証券会社では会員向けに無料で目標株価のサービスを提供しています。
他にも会社四季報などの無料サービスもあるので、あわせて投資の参考となります。
→関連記事:【日経新聞】証券会社で無料で得られる情報は充実している?【節約】
1、目標株価
・カブコム(カブドットコム証券)
ログインの後に銘柄の証券コードから個別銘柄を検索し、「業績・予想」タブをクリックすると、中段あたりに「目標株価」が表示されます。
・マネックス証券
以前のマネックス証券のウェブサイトは、、、特に米国株は迷宮のようになっていて、どこで円転(円から米ドルへの両替)をしたら良いのか、探しまくっているうちにその日の両替の締め切り時間になってしまったりなど辛酸を何度も舐めたのですが、今はウェブサイトもリニューアルされ、以前のマネックスのカオスさが改善されいて、「マネックスらしさ」を失いつつあります。
マネックスで目標株価を調べる方法はログインの後に証券コードから個別銘柄を検索し、中段あたりの「指標」タブをクリックすると右下の「アナリスト評価」のところに「目標株価」が表示されています。
みなさん、百も承知かと思いますが、念のため、この業界ではアナリストや著名ブロガーの発言は話半分が丁度良いとストーンヘッドは思います。
企業の営業が言う事が必ずしもお客様(我々側)の利益を最優先に考えて提案をしているとも、、、という大人の事情と似たようなもんです。
アナリストのレポートは全てにおいて正しいとも限らず、あくまで参考資料のひとつです。
理屈っぽいかもしれませんが、アナリストが百発百中でないまでにせよ、高確率で「当たる」ならばレポートを作成するよりもインサイダーなど法律に反しなければ自身で売買をしたほうがよっぽど儲かるのではと考えるほうがしっくりきます。考えてみたら競馬の予想屋もそうですよね。
もうひとつはポジショントークです。著名ブロガーの場合は自身の保有銘柄あるいはこれから仕込みたい銘柄に対して有利に動くように、アナリストの場合は株価の「天井説」などで頻繁に売買を促す事により、証券会社は売買手数料を得る事が出来るからです。
世の中少しずる賢いくらいの方が長続きしたり、生き残ったりします。お人よしはいいように使われるだけだったりもします。職場や近所など周りを見ればそういえば、、、と感じる事もあるでしょう。世の中そういうものだったりもします。
ですから、目標株価もアナリストや著名ブロガーの記事もひとつの目安、参考として見ていただけたらと思います。
もちろんアナリストや著名ブロガーが全員腹黒という事ではなく、なかにはこういうケースもあると意識をすると、世の中がちょっと違った角度から見えたり、自己防衛につながります。
2、レポート
証券会社によってはアナリストによるレポートを無料で提供しています。
個人的には楽天証券とカブコムが充実していると感じます。
・楽天証券
ログインをして、上部の「マーケット」からその下の「レポート」をクリックすると、バロンズ拾い読み(米国株)や中国株、投資信託、FX(為替証拠品取引)に至るまで実に幅広いレポートを読むことが出来ます。
・カブコム
ログインをして上部の「投資情報」をクリックすると上部のうぐいす色のところに「レポート」タブがあります。
こちらをクリックすると三菱UFJモルガン・スタンレー証券をはじめ、各種レポートを読むことが出来ます。
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