こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。
私のツイッターを見ていただければわかるかと思うのですが、私は何を隠そう、特撮が好きです。
特撮といってもゴジラやガメラ、スターウォーズやスタートレックなどSFXの映画を含めて実にさまざまな作品がありますが、私が特に好きなのはヒーロー物こと、特撮ヒーローの作品です。
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特撮ヒーローの作品といってもちょっと大きなジャンルの総称に近いものがあり、更に以下の様に分類が出来ます。
☆特撮ヒーロー
・仮面ライダー
・メタルヒーロー
・スーパー戦隊
・ウルトラマン
参考として特撮「ヒーロー」という考えがあるならば、女性を主体、主人公とした特撮「ヒロイン」という考え方もあるのではと思います。
☆特撮ヒロイン
・東映不思議コメディーシリーズのひとつとして「美少女シリーズ」(美少女仮面ポワトリンなど)
特撮ヒーローは主にこのような4つのヒーローに分ける事が出来、仮面ライダーなど各ヒーローはシリーズとなっており、大まかに昭和と平成とに分ける事が出来ます。
メタルヒーローシリーズを除き、他の特撮ヒーローシリーズは平成後期ともいえる平成30年(2018年)現在においても、仮に途中で空白の年があったとしてもシリーズは継続されています。
個人的には和製ロボコップともいうべき機動刑事ジバンのような金属による重厚感や輝き(メタル感)という独特な要素があるメタルヒーローシリーズがテツワン探偵ロボタックの放送が終わった1999年(平成11年)以降は全国放送の番組として製作されていなく、事実上終了となってしまっている事が非常に残念でもあります。
一方で2012年(平成24年)に東映系にて特撮映画として公開された「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」をはじめ、Vシネマとして2018年6月30日に公開予定の「宇宙戦隊キュウレンジャー VS スペース・スクワッド」ではスピンオフ的ではあるものの、平成後期においても宇宙刑事ギャバンやシャイダーを見ることが出来、いちファンとしては嬉しい限りでもあります。
ここで本題に戻り、なぜ私が平成中期からの特撮ヒーローシリーズをあまり好きになれないのかといいますと、大抵どの特撮ヒーローシリーズも昭和から平成初期にかけては、技術的に時代の背景からかアクションシーンにCGがそれ程使われておらず、かつての香港映画でスクリーンの中で暴れまくっていたジャッキーチェンのように、見せ場とも言うべき派手な格闘シーンに醍醐味を感じました。
もっとも当時は今の様にコンピューターが発達しているとはいえず、今よりも技術的には不利な状況下においての製作となっていますが、それが帰ってCGが邪魔しない独特な迫力を生み出しているのではと感じます。
また、メタルヒーローシリーズや戦隊ヒーローシリーズ、そして仮面ライダーシリーズにおいても最後のトリのシーンでの爆発(爆破)シーンなど番組の締めをくくるにふさわしい派手なシーンも見ものでした。
どの特撮ヒーローシリーズにおいても大抵平成に入り、平成中期になると、特撮ヒーローの見せ場、盛り上げ場ともいうべき、派手な爆発・爆破シーンやアクション(格闘)シーンはCGのオンパレードといわんばかりとなり、CGに頼りすぎてしまい面白みに欠けるというのが率直な個人的な感想です。
もっとも今となっては平成初期ごろまではお約束だった採石場での爆破シーンや、陸上自衛隊の東富士演習場と思われる場所で戦隊ヒーローが変身後に富士山を背景に集合しただけでオーラが炸裂したのか背後が爆発するお決まりの集合シーンやポーズと名乗りシーンなど当時の特撮ヒーローものならではの演出も、思わずテレビに釘付けとなる見もののひとつでした。
また特警ウインスペクターにおいては正木本部長は組織のリーダーであり、変身もしない制服だけなのに死にそうになりながらも上司自ら先陣を切って戦うなど、ある意味でどっちが主人公かわからないくらいの迫真の演技も見ものでした。
加えて昭和から平成初期の特撮ヒーロー番組の特徴として外せない大事な要素は、なんといってもナレーターの政宗一成氏の渋いあの声ではないでしょうか。
物心がついた頃から、そのような迫力かつ情熱的な特撮シーンを見て育ったという事もあってか、極力変身をせずになるべく困難に立ち向う従来のヒーローたちとは違い、すぐに変身をしてハイテクや強力なスーツや武器に頼ったり、演出も今のCG技術に頼り切ったともいえる特撮ヒーローには少し迫力やリアルさに欠け、面白みが薄くなってしまったとも感じます。
しかし、平成後期の現代においては、昔の「西部警察」や「あぶない刑事」などの刑事ドラマと同様に火薬を使った爆破・爆発シーンや車の横転シーンなどは色々と制約や予算の都合もあるというのもこれまた現実です。
そういった難しい状況のなかで、製作サイドの方達は丹精込めて作品を作っているのではとも感じますし、特撮ヒーローも時代の背景とともに変化をしているのではと思うので、私は石頭にはならずに、製作サイドに感謝しつつ、柔軟に作品を楽しめたらと思います。
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