こんにちは。
飲むヨーグルトを自分で作ってみた、ストーンヘッド鈴木です。
さて、以前お伝えした東京は新宿・歌舞伎町で開催される
”I AM ELECTRO”のクラブ・パーティーがいよいよ明日、日曜日の夕方となりました。
関連記事:【オラの村には】ベルリン仕込みのクラバーであるストーンヘッドが注目するクラブイベントが都内で6月11日(日)にあるよ【ディスコがねぇ!】
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/blog-post_97.html
ここで改めて過去の開催を踏まえながら”I AM ELECTRO”について触れてみたいと思います。
第1回目のフライアー
引用:https://www.facebook.com/events/1890044651257678/
DMことデペッシュ・モード/Depeche Modeが若い!
・Depeche Mode - Photographic
・Depeche Mode - Master And Servant (Remastered Video)
などシンセサイザー感が前面に押し出されていた頃だと思います。(曲にもよりますが)
記念すべき第1回目の”I AM ELECTRO”は2014年の4月に東京は渋谷のBar Shiftyにて行われ、はやいもので3年が経ちました。
初期ともいえる80年代のDMと第1回目の開催は何か掛け合わされているような気もします。
初開催から3年、回数を重ねるごとに着実に力をつけながら今回で12回目の開催となります。
開催ごとに場所が異なりますが、事前に公式フェイスブックページにてイベントの詳細のお知らせがあるので大丈夫です。
第2回目のフライアー
引用:https://www.facebook.com/events/1890044651257678/
ところ変わって西洋のヨーロッパにおいて教会というのは宗教的な意味以外にも、人々の生活と密接につながっており、ドイツでは教会の前が広場になっている事が多く、週に何回か青空市場が開かれるなど人々の生活の中心といっても過言ではありません。
ミラーボールの中に十字架?@ベルリン・アレクサンダープラッツ
パーティータウン、ヨーロッパの不夜城ともいわれるドイツ・ベルリンでは週末にディスコ/クラブに足を運ぶ地元の人が多いです。
それはドリンクを飲みながら好きな曲を聞いて踊るストレス解消だったり、人生の楽しみ方のひとつだったり、お気に入りのDJや追っかけ隊ともいうべき常連さん達に会いに行ったり、出会いをもとめてだったり理由は人それぞれだったりもしますが人々の生活の中にクラビングは間違いなく根付いています。
特にゴシック系ではまるで喪服といっても過言ではないような黒い服装が多く、司祭ともいうべきDJのもと、暗闇の中でライトやスモークなどハコの中は幻想的なゴスの世界、ミサともいえます。
ドリンクで身を清めながら踊ることは、神へ祈りを捧げることに近いものもあり、それはPlayならぬPray。それはまるで日曜日の教会といっても過言ではないでしょう。
違いはドイツのクラバーさんの多くはチョコレートサンデーではなく、日本のケバブの2倍はありそうな、ジャーマンサイズともいうべき大きなケバブをシメにインビスという屋台で食べて帰ることです。
なぜベトナムでドイツのケバブがあるのかはまた別記事にて@ベトナム・ハノイ
そんなヨーロッパ、ドイツのクラブカルチャーの背景を感じながら第12回目のフライアーを見て見ると、、、
今回のフライアー
引用:https://www.facebook.com/events/1890044651257678/
中央の”I AM ELECTRO”のタイトルの「背景」におパリのノートルダム寺院か、バルセロナのガウディの未完のサクラダファミリアか、はたまたケルン大聖堂を彷彿させるような歴史的な建造物の写真と12回目の開催という歴史が重なって見えるのは私だけでしょうか。
そして”I AM ELECTRO”がヨーロッパのクラブカルチャーという「背景」をパーティーを通して日本へ広めようとしているのではとも感じられます。
今回の第12回目では
Synthpop/Futurepop/Industrial/EBM/Aggrotech etc
がジャンルとして掲げられており、参考までに過去の第9回目の開催では以下のようなグループがピックアップされていますので、どのような曲が流れるかが掴みやすいのではと思います。
引用:https://www.facebook.com/events/1890044651257678/
実際にどのような音楽なのかはYoutubeで気軽に聞くことも出来るので、”I AM ELECTRO”を機会にヨーロッパのクラブカルチャーに興味を持ってみてはいかがでしょうか。