ベルリンのディスコでは夜通し朝まで10時間は踊りまくるストーンヘッド鈴木です。
ストーンヘッドはディスコという単語をあえて使っていますがアレ?って違和感を感じた読者さんもいるのではと思います。
たしかにバブルの頃は日本でもギロッポンこと六本木のマハラジャなどでディスコと言っていたと思います。
そういうイメージがあったり、強かったりすると、ディスコと聞くとなんだか当時のジュリアナ東京、お立ち台、バブリィーな羽振りの良さ、ボディコン、派手なジュリ扇(羽根付きの扇子)、アッシーにメッシー、貢ぐ君などをイメージしたり、違和感を感じても無理もないと思います。
ところがベルリンに語学留学やワーキングホリデーで長期滞在をしていた際に、ドイツ人以外にもいろいろな国の人たちと話しているうちに、ヨーロッパでは比較的若い年齢層でもディスコという呼び方がまだまだ一般的ということに気づきました。
ミラーボールはディスコ/クラブのシンボル
特にドイツでは概ね30才以上の人はディスコ/Diskoと呼んでいる事が多いと感じます。
細部はディスコのテーマ(パーティー、つまりイベントの内容)にもよりますが、ドイツではパーティーのテーマが80年代やシンセサイザーポップ、ニューウェーブ、ゴシック、ゴシックロック(ゴスロック)などの場合は今でも年齢を問わずディスコと呼ばれることが多いと実感しています。
ただ、30才くらいまでのドイツ人は割りとクラブ/Klubと言ったりもしますが、大抵テクノやトランス、ユーロビート、ロック、メタル、EDM、最近のヒット曲、レゲエなどがテーマの集まりに使っているようにも思えます。
ちなみにクラブと発音するときは、クラブ↑と語尾を上げるように発音したり、特に相手がドイツ人の若者の場合は、クラブのラを強く発音しつつもクラッブとブは軽く添えて聞こえるか、聞こえないかくらいに発音するとキザでナウい感じになります。
クラブの発音、たったこれだけで、おっ、コイツはドイツを知っているな、ただもんじゃないなと一発カマスことも出来ます。
もっともベルリンの地元向けのディスコでは、東洋人は大抵ストーンヘッドくらいのもんだったので、アウェーそのものでしたので、そもそもただもんじゃないヤツという事は言わずもがな相手のドイツ人達は百も承知だったとは思いますが。
今回はドイツ・ベルリンでのクラブとディスコの違いについてでしたが、厳密にはこうだ!という定義はあって無い様なものです。
相手が30才以上ならばディスコ、比較的若ければクラブと使い分けるなどその程度で、いくら四角四面でダイヤモンドよりも硬い石頭が多いドイツ人が相手でも、あまり厳密に使い分けたり、気にする必要はありません。
それよりも気軽にディスコカルチャー、クラブカルチャーを楽しみましょう!
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