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2017-06-25

【のんびり】最近話題の?熱海、三島、沼津の特徴や見所【まったり】

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。

今回は、最近テレビで話題の?静岡県東部の熱海、三島、沼津の特徴や見所をストーンヘッドなりにまとめてみようと思います。





<熱海>
かつて東洋のハワイといわれた温暖な気候から過ごしやすいなんて声も聞こえ、熱海梅園での一足早い春の訪れはまさに温暖な気候の表れといっても過言ではないでしょう。




そして東洋のナポリともいわれる海岸からの街並み。
坂が多く、自転車屋さんが無いなんて皮肉も熱海市民から聞こえますが、坂が無かったらそんなの熱海ではありません。

その分といってはなんですが、あの景色は坂があってからだと個人的には思います。





東海道本線からの車窓と初島


東海道本線(在来線)で熱海周辺を走っているときの電車から見える初島や熱海の街並みの一部はどこか心を落ち着かせてくれます。

話題の来宮神社や温泉、旅館をはじめ、アジの「なめろう」やキンメなど新鮮な魚介類の他、初島のリゾート、新幹線など東京近郊からのアクセスも良いのか、多くの芸能人が住んでいたりもします。





JR熱海駅(在来線)



丹那トンネル
あまり気づかないであろう意外な見所や要所として丹那トンネルがあります。観光の視点からするとあまりクローズアップはされていませんが、乗り物好きな視点からすれば見逃せないスポットといっても過言ではないでしょう。

丹那トンネルは東海道本線(在来線)で熱海駅と三島・沼津側の函南駅との間にある全長7.8kmもあるトンネルです。
一度通った事がある方ならばわかるかと思うのですが、非常に長いトンネルで箱根西麓を東西に突き抜けています。

このトンネルは第二次世界大戦終戦前の1933年(昭和8年)に完成し、完成までに実に16年もの歳月がかかり、難工事でした。

またこのトンネルが出来る前までは、東海道線は険しい箱根山を迂回しなければならず、国府津から御殿場を経由して沼津まで行くという迂回を余儀なくされていました。





新丹那トンネル付近を通過する東海道新幹線


現在は新幹線用に新丹那トンネルが1964年に開通しており、こちらも在来線用の丹那トンネルと併せて日本の交通の大動脈を支える要衝となっています。

丹那トンネルは在来線の函南駅ー熱海駅、丹那トンネルは新幹線の三島駅ー熱海駅のそれぞれの区間の大半を占めており、トンネル内を通過中は車窓は楽しめないものの、そこには国家プロジェクトの工事に携わった方達の熱い思いが込められてもいます。




そういった思いを感じながら特に沼津・三島から熱海へ電車で向かう際に、長いトンネルを抜けてからの進行方向右手の熱海と太平洋(相模湾)の展望と眩い輝きは格別なものがあります。





相模湾と東伊豆


参考:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E9%82%A3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB



<三島>
かつては東海道五十三次の宿場町で、水の都といえば関西の大阪ではなく、関東ではここ三島の事。
伊豆箱根鉄道駿豆線で伊豆長岡や修善寺など温泉街への入り口でもある為か、お忍びの芸能人を見かけたりもします。





源兵衛川のせせらぎ


三島、箱根、御殿場方面から富士山を見た際に見える、宝永山の宝永の噴火の際に、その溶岩が三島まで届いたそうで、三島駅南口の「楽寿園」をはじめ、市内のあちらこちらで溶岩の岩石を見ることが出来ます。





中腹のクレーターは宝永の噴火の火口で、右側が宝永山@御殿場・東富士演習場付近


また、火山灰や斜面の地形を有効活用した箱根西麓の野菜もブランド化しており、グルメ番組でもしばしば取り上げられています。

現在も富士山の湧き水が市内の至るところに湧き出ていて、オススメは町中の路地裏の源兵衛川のせせらぎと透き通った湧き水で、毎年6月にホタル祭りがあります。
湧き水や小川は市内の路地裏の至るところにあります。

三島市周辺には大型ショッピングセンター「サントムーン柿田川」の隣に東洋一の名水とも言われる柿田川湧水群があり、息を呑むようにきれいな湧き水を見る事が出来ます。(入場無料)




あふれ出る湧き水@柿田川湧水群


三島駅の南口から土日・祝日はサントムーンまで無料のシャトルバスも出ています。





魚も@柿田川湧水群


参考:サントムーン
https://www.suntomoon.co.jp/access.html#a03

サントムーンは静岡県東部地域最大のショッピングセンターといっても過言ではありません。

ユニクロや100均のダイソーの大型店、輸入食品のジュピターの他、映画館やボーリング場、DIYのジャンボエンチョー、スルガ銀行などもあり、サントムーンひとつでたいていの用事は足ります。





マイナスイオンも凄そう@柿田川湧水群


三嶋大社(入場無料)は三島駅や広小路駅からも比較的近く、源頼朝が旗揚げをしたゲンカツギの神社で、桜も見事です。神社の中には鹿もいます。
目の前の「大社の杜」を含め多くの観光客が訪れています。

三嶋大社や広小路の駅前の道は旧東海道で、この道を山のほうに登っていくと箱根峠があります。

道中で駿河湾を背景に富士山を左手に見ながら、国道1号線沿いにある箱根の松並木と一里塚を通り過ぎて、そのまま昇って行くと一夜城の山中城跡や日本一の歩行用つり橋の三島スカイウォークこと箱根西麓・三島大吊橋もあります。

これらは三島駅の南口からバスで行く事ができ、終点は元箱根港です。

あまり知られていなくメジャーな旅のルートでは無いものの、箱根、芦ノ湖に既にいる場合は元箱根港からバスで箱根の麓の三島まで降りてくることも出来ます。

参考:東海バス
http://www.tokaibus.jp/page.jsp?id=7602

三島では富士山の湧き水で生臭さをとった三島のうなぎも有名で、西の浜松のうなぎに匹敵するなんて声もあり、市内にはうなぎ屋が多いです。




”うなぎの寝床”に上から湧き水を流します(これはカラ箱)


なかでも伊豆箱根鉄道の広小路駅近くの「桜家」が有名で、ここもよくテレビに出ていて、いつ前を通っても人であふれかえっています。

伊豆箱根鉄道で三島から伊豆長岡や修善寺に向かう時などに広小路の駅に電車が停車すると、ぷ~んとうなぎの香ばしい臭いがします。

その香ばしい臭いはここ桜家からで、あの独特で食をそそる臭いを嗅ぐ度にストーンヘッドはうなぎを食べたくなってしまいます。



<沼津>
沼津といえば以前はアジをはじめとした干物(ひもの)の街として有名だったのですが、最近は沼津港エリアを中心に
・沼津港深海水族館
・港八十三番地や丸天などの飲食店街
・沼津港大型展望水門びゅうお
・我入道の渡し舟
・沼津ラクーンよしもと劇場
・ラブライブ!サンシャイン!!での影響も有り内浦や西浦地区の三津・伊豆シーパラダイスやあわしまマリンパーク
などなど、駿河湾で獲れた新鮮な魚介類の他、深い駿河湾ならではの深海魚も見れる沼津港深海水族館など沼津もいろいろ活気付いています。

特に週末や祭日に沼津駅南口から沼津港へ向かう路線バスは超満員御礼札止めなど熱を感じます。(沼津港までは途中で狩野川を見ながら歩いてもいけます。)

沼津もかなりというか相当温暖な気候で、クルーザーを所有している芸能人もいれば、気候や海が引き付けるのか、晩年の三國連太郎さんも沼津で過ごしていたり、渡瀬恒彦さんは旧戸田村でゲストハウスMAHORAを経営されていたりと人を引き付ける魅力がある街でもあります。

特に土肥や戸田などこんなにのんびり、まったりできる地域もなかなか無いかもしれません。




沼津港の入り口と、奥に見える山は伊豆半島の西浦、旧戸田村方面


関連記事:静岡県沼津市の今沢演習場でLCACの揚陸訓練を見学するなら前後に沼津港に寄る楽しみ方もアルよ
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/05/blog-post_70.html



<まとめ>
今回は最近よくテレビでも見かける静岡県東部の熱海、三島、沼津の特徴や見所を取り上げました。

これらの街に共通しているのはそこから先の伊豆の玄関口でもあるという事です。

東海道線を利用すれば都内や豊橋、浜松方面からもお手ごろな交通費で行く事も出来るので、みなさんも足を運んでみては如何でしょうか。




関連記事:新宿や都内近郊、豊橋や浜松から熱海、三島、沼津まで安く移動する方法
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/blog-post_25.html