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2017-06-16

ベルリンのナイトクラブに週末続けて行く際の2日目の贅沢なダルさと達成感

こんにちは、ストーンヘッド鈴木(@StoneHeadSuzuki)です。

ドイツはベルリンでのディスコがある週末の過ごし方として、金曜日の当日の
・昼間の買い物
・昼寝
・夕食
・シャワー&洗濯
・金曜日のディスコ本番

についてでした。

→関連記事:【海外旅行】ドイツ・ベルリンでディスコがある週末の過ごし方【ナイトクラブ】





@ベルリン


そのような事を踏まえ、今回はいよいよもって週末のディスコも大詰めの2日目となる最終日の土曜日。相撲で言うならば千秋楽となります。

さてさて、本日結びの一番はどうなることやら。





では2日目である土曜日のディスコに行く際の贅沢なダルさ、疲れと達成感について早速述べていこうと思います。

2日目の夜(土曜日)はディスコに向かう足取りが思いのほか重く、昼寝をしていても既に歩いてディスコに着く頃はゾンビ状態です。




土曜日の流れとしては以下の通りです。
<土曜日>
06:00~08:00 ディスコがお開きとなる。
その後、みんなでシメを食べに行き、宿に帰ってからディスコでの思いにふけりながらヒーコーを飲んで昼寝
14:00 昼食と場合によって買い物、ネットチェック
17:00 ベッドの上で瞑想。金曜のディスコの反省を踏まえながら、だんだん今晩のディスコへの気持ちを整理していきます。
19:00 瞑想から目を覚ますがこの時点でかなりだるさが残っています。ディスコというエルドラドに行く為になんとしても起き上がります。&ささやかな夕食
20:00 お清め シャワー
21:00 お清め 洗濯(日曜日に洗う事もあります)
21:30 レセプション付近でWIFIでメールのチェックなど
21:50 ディスコに向けて出発
22:00 ディスコオープン

23:00 たいてい宿で誰かと話をしていてお決まり的に遅刻する



土曜日の朝、ディスコから宿に帰ってきてからしばし昼寝をし、昼食後に再度17時くらいから昼寝をしますが、金曜日のディスコの疲れは完全には回復できず、まるで誰かが背中にのしかかっているか、はたまた重力が3倍くらいなったような気すらします。






ここで大切なのは、やはりいかに体力を回復させるかで、14時くらいに起きてからなるべく必要最低限の事だけにし、夜までの再度寝る時間を極力確保するようにします。

あまり損得勘定というのは好きではないのですが、キッチンやドミトリーなどで他の宿泊客と話が盛り上がっても自分が何のためにベルリンに来たのか、目的を再度思い出し、そこそこで切り上げないと正直しんどくなります。

西洋人、特にイタリアやスペインなどラテン系の人は話とユーモアが好きで、3人も集まれば自然と場所をかまわずパーティーとなり、ドリンクを飲んだり、ご飯をご馳走になったり、ギターを弾きながら歌を歌ったりとエンドレスな感じとなってしまいます。






これはどちらが正しいとかそういう事ではないのですが、彼らは時間軸や物事の価値観の根本が違います。

時に再度自分の目的や筋道を確認しておかないと、楽しみにしていた本来の目的のディスコに遅刻どころか、そのまま欠席でまさかの夜明けなんて事にもなりかねないくらいです。

ある意味で彼らの人生の楽しみ方への情熱はハンパないので、ちょっと注意です。w

体力の温存と時間配分としては、中には2夜続けてくるドイツ人の場合、1夜目(金曜日)はそこそこで勝負の見切り(全員が勝負をしている訳ではありませんw)をつけて、おさらばとばかりにとっとと帰り、最終日の土曜日の為に計算して体力を温存しているクラバーさんもいます。





真夏の場合、夜9時近くまで薄ら明るく、午前3時位で明るくなってきます@ベルリン


この手のクラバーさんは、たいていパーティーのクライマックスを迎える午前3時か遅くとも午前5時には帰るといったパターンが多いです。

たった数時間の差でも、まるでジャブのように後からジワジワと効いてくるので、あなどれません!

ストーンヘッドの場合は体力の回復方法として基本は食べる、寝る、熱めのお湯での入浴と甘いもので、チョコレートは板チョコ1枚を飲み込むように食べる事もあります。





この板チョコピーで40ユーロセントするかどうかといったところです@ベルリン


これはちょっと大げさですが、ヨーロッパの人も南米の人も見ていると板チョコは一人で1枚くらいは一度に軽く食べていますし、フランス人もパンに板チョコ1枚を挟んでそのままペロリと食べていました。
ここまでくると嗜好品というよりも、ところ変わればで、もはや生活必需品といっても過言ではありません。

ドイツは税金が高いですが、たいていこういった生活に必要な食べ物や日用品は商品を選ばず、プライベートブランドならば余程の円高や物価の上昇でも起きない限り、まだまだ良心的で安いです。
これはまた別記事として後日書きたいと思います。





さてさて、なんとか半ば根性だけでディスコにたどり着ければ、あとは気持ちでなんとかなったりもします。

それでも午後11時に着いても、午前0時か1時というまさにこれからがヤマ。それも最終日の土曜日なので、今週のディスコのクライマックスといっても過言ではないのですが、気持ちだけ幽体離脱してしまい、踊りながら半分居眠りをこいていて、それは半ば眠狂四郎のようなもの。







本来は、特にゴシック/ゴスのフロアは暗いハコの中で男達が半ば野生の本能をむき出しに火花を走らせながら踊っている、男達の熱き戦いの場でもあり、それはある意味でガチンコのプロレスのようなもの。

一夜一夜がベストバウト。名勝負数え歌と言っても過言ではありません!

勝ち負けなんてそんなものは、もはや関係ないんです。
アウェーの中、東京ドームの中で蝶野正洋と戦った大仁田厚の電流爆破デスマッチのように、勝ち負けとかいう次元で物を考えてはダメです。




r2_14764 【中古】【VHSビデオ】大仁田劇場! [VHS] [VHS] [1999]


ドイツのベルリンのディスコで勝負をかけるというのは、圧倒的に不利な中で東京ドームという一世一代の晴れの大舞台に挑んでいった、いや散って行った大仁田の生き様、生き方に通じるものがあります。それはある意味で大仁田劇場ならぬストーンヘッド劇場といっても過言ではないでしょう。

ストーンヘッドの生き様、人生そのものです。



四角いジャングルならぬ、ディスコという四角いハコの中ではリングの上のプロレスラーと同様にベテランも若手のヤングライオンも関係ありません。
やるか、やられるか、ゴングが鳴ったら待ったなしの下克上の世界です。


ところが、やはり2日目の夜ともなると、さすがのドイツ人といえどもそこはお互いに人間です。ドリンクも入っているので、もはやダンスではなく、ジャッキーチェンの酔拳のような有様でもあります。








ディスコが無事にお開きになってから常連さんや知り合った人と一緒に行く近くのベーカリーやケバブ・インビスでは「お前に食わせるケバブはねぇ!」と店員さんに言われながらも、パクパクとケバブの味を噛み締めたと思いきや、他人のお話も半分上の空。みんな半分居眠りこいています。





ディスコ明けはかなりしんどいですが、それでもなんともいえない充実感や達成感があり、それは市民健康マラソンの完走のようだと言っても過言ではありません。

(気持ち的にはフルマラソンですが)





仕事とは違う、何とも言えない気持ちのよい疲れがあり、よく眠れます。それは15分しか寝ていなくても、まるで3時間くらいは寝たかのような深い眠りで、ドミトリーでバタバタ人が出入りしていたりしてもぜんぜん気になりません。
(もともと他人のイビキとか気にすらしていませんが)




適応障害など日本で療養中に一時は睡眠導入剤を飲んでも眠れないくらい不眠や副作用によるダルさで真っ直ぐに歩けないなど散々悩んでいたのに、それと比べれば雲泥の差です。

ディスコはさすがに極端な例かもしれませんが、うつ病や適応障害などで通院してもなかなか治らない、治療に改善や効果が見られないという方は、指をくわえていても治療費が嵩み、月日がいたずらに過ぎ去るだけです。

どんな小さな事でも良いので、何か自分の好きな事を見つけてやってみる事をオススメします。






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