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2017-03-26

適応障害で休職と病院とのやりとり

1、副作用は説明してほしい

心療内科での医師とのカウンセリングの際に、ドグマチールの副作用と思われる大食いと夕方3時くらいまでハルシオン(睡眠導入剤)が抜けないように思える点をメモを見ながら伝えました。




(頭がボーっとしてしまい物忘れも激しくて覚えていられませんでした。)
医師は話こそ聞いてくれますが、昼行灯のような受け答えで具体的なアドバイスは時に何もありません。

時計を見て時間が来たらハイまた来週の予約をして終わりといった感じです。お金はドンドン私の元から飛んでいきます。

唯一具体的に教えてもらえたのはハルシオンの睡眠導入成分は通常飲んでから3-4時間で抜けるが人によっては差があり、それ以後も薬の成分が抜けきらない場合もあるとの事程度でした。

処方された薬を薬局で貰う際に、何気なく大食い傾向であることを話してみたところ、それはドグマチールの副作用かもしれないというのです。
大切なことは処方時に教えてくださいよ!と心の中で叫びました。

帰宅後すぐにドグマチールの副作用についてネットで調べると、そもそもドグマチールはうつ病などの精神疾患の為に作られた薬ではなく、胃腸薬として開発された薬とわかったのです。
どうりで大食いになる訳ですよ。



2、薄れた医師への信頼感

この時点で医師への信用や治療に対する効果に疑問を持ち始めていました。

後日体調が更に悪化した際に、適応障害の薬からうつ病の薬に変わったのですが、特に医師からも薬剤師からも副作用についての注意が無かったのです。

しかしこれが後でとんでもない事となってしまいました。
私は医師ではありませんから、処方していただいたとおりの量を飲んだのですが、その後ふらつきや倦怠感、吐き気、胸の圧迫感が薬に反発するかの如く更に酷くなり、そして流れ星のような光が斜めにいくつも見えるようになりました。

すぐにただ事では無いことと、うつ病の薬の副作用であることを実感しました。

当時はまだ一人で住んでいたので救急車を呼ぼうかとも思いましたが、自宅にいたので、水を少し多めに飲んですぐに横になりました。
(移動できるほどの状態ではなく、出来たのは横になって薬が抜けるのを待つことぐらいでした。)

夕方になり、起きてみると、なんとか薬が抜けていたようだったので、心療内科に電話で抗議をしてみました。
内容は次の通りです。

-薬の副作用からか死にそうになった。
-こちらは伝えてあるとおり1人で住んでいて救急車を予防かと思った。



3、医師の使命って何なのだろう

自宅だったのが不幸中の幸いだったと伝えたところ、
受付をしている医師の夫人は申し訳ありませんでした、こちらの説明不足でしたという謝りどころか、この電話に掛かった時間は後日診察代として請求します!と声を荒くして言い放ったのです。




私は複雑なことどころか、簡単なことですら最早あまり考えられない状況ではありましたが、それでもこれはさすがに患者にたいしての態度では無いと感じ、それまでの医師の信用に対して自分の気持ちがはっきりしました。

病院も慈善団体で無い以上、経営があります。
つまり利益を出して利益を継続していくには、来てくれる患者があってなんぼだと思います。

うつ病などの精神疾患者があまりに多く、患者の一人や二人くらい失ってもどうということが無いのか知りませんが、兎に角この医師の奥さん(受付)は患者さんの気持ちや心身の状態なんぞどうでも良いということなのだと実感しました。
(もちろん全ての医師や医療関係者がこのような人たちでは無いとは思いますが)



4、病院に行けば必ず治る(完治する)という訳もない

この”事件”をきっかけにある方程式が崩れ去りました。
それは以前までは病気や怪我をした場合は病院に行って治療を受けることにより一般的には完治して復帰できると思っていました。

しかしこの事件を境に、世の中にはなかなか治らない病気もあるということ、そして中には患者第一ではなく、病院の経営のことで頭がいっぱいな病院もあるのではということです。




この受付の奥さんは患者さんとゴルフの事について受付で奥さんだけ気持ち良さそうに話が弾んでいましたが、その会話の時間も治療費として請求したのでしょうか。

私自身もその道のプロである医師からアドバイスがある場合はそれに従いますし、病院におんぶに抱っこではなく自分自身でも改善策を調べたりもしました。



5、ゴールの見えない治療と嵩む治療費、生活費

ところが休職して日数が経つにつれ、治る見込みはありません。
一方で医療費は嵩むばかりです。

もしかしたら治らないのではという疑問と、通院して医者や製薬会社に薬漬けにされるよりも、薬に頼らずに自分で改善策を試してみたほうが良いのではと徐々に思うようになってきました。

相変わらず体調には波もあり、起きるのは大抵夕方3時近くと半ば昼夜逆転生活に近くなりました。

また体調が悪いときは胸の圧迫感や吐き気も酷く、虫の息のようなぐったりした状況で寝たきりの事も多々多々ありました。

寝たきりですからどんどん持久力も無くなりますし、ちょっと歩くだけで脚のスネあたりの骨も痛くなるようになりました。

季節的に外は暖かいハズなのですが、なぜか私は肩あたりが寒く、セーターにコート、頭にはニット帽という真冬みたいな格好で買い物に行っていました。

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