1、収入源が1つだと失ったときのリスクが非常に大きい
前項での現状をもとに、それではどのようにして収入を得ていくのかについて言及していきます。私自身、無職となり投資を勉強していて気づいたことなのですが、投資の世界では「タマゴはひとつのカゴに盛らない」という教えがあります。
箱根・大涌谷の黒たまご
この格言は投資をかじった事のある方ならば誰でも知っていると言っても過言ではないでしょう。
この格言はそれくらい有名でもあり基本中の基本でもあります。
もしタマゴが20個入った唯一のカゴを落としてしまった場合、中のタマゴはどうなってしまうでしょうか。
タマゴ1つを1万円と置き換えてみてください。
すなわちこれは何も投資の世界だけではなく、我々の収入源についてもいえるのではないかと気づいたのです。
例えば会社員として働き、会社から収入を得て生活をするという今までの極めて一般的な働き方の場合、もし給料が減ってしまったり、リストラや精神疾患で職を失ってしまうと、収入まで失いかねないわけです。
たしかに今までは収入源は会社からの給料のみというのは極々一般的な考えであったと思います。
しかし投資の観点から考えてみると、これは実は非常にリスクが大きく諸刃の剣だったのです。
特に結婚していて妻子(父子)がいたり、住宅や車のローンがある場合など一家の大黒柱であった場合は尚更そのリスクの大きさ(重み)が増します。
2、リスクを小さく(低く)してみる
リスクが大きいのならばリスクを小さくする方法を考えればよいわけです。たとえば結婚して配偶者がいる場合は共働きで2馬力(つまり
2倍)では無くとも、家事や子育てを分担しながら1.5馬力や1.3馬力で働くことにより、リスクを分散しながら収入を増やしていくことも可能です。
3、必要な収入(合計)をリスクを分散(足し算)しながら求める方法を考える
仮に今まで会社員として月当たり税引き前で20万円の収入があったとしましょう。もし収入が2万円減り、18万円となってしまった場合は、差額の2万円を何らかの方法で得る(足し算する)ことにより、合計で今までと同じ20万円の収入にすることが出来ます。
これは合計金額こそ同じですが、収入源を複数に分けることにより、リスクを分散させることもにつながります。
18万円がなくなってしまったとしても収入は0円にはなりません。
0円+2万円=2万円となり、2万円は収入を得ることが出来るわけです。
2万円があれば食費の足しにはならないでしょうか。
つまりリスクを分散させながら20万円なり月あたりに必要な収入を得る方法を考えれば最悪の事態を防ぐことにつながる訳です。
4、「分散収入ライフ」はほとんどの方が活用可能
なお本ブログでは-シングルまたは共働き
-リストラで失業した、しそう
-うつ病や適応障害、パニック障害など精神疾患を抱えている
-腰痛や首の頚椎症やヘルニアを抱えていて就労が困難
-何をやってもダメでセンスのない社会不適合
-早期リタイアを検討している
-しばらくの間海外で沈没や外こもり、長期旅行をしたい
という様々な状況下の方でも手間いらずで無理なく活用が出来、リスクを分散しながら収入を得ていく方法について触れていきます。
5、整理整頓をしよう
実際に収入を分散させていく前にまず、身の回りの整理整頓で見える化をしてみましょう。日ごろの忙しさを理由に身の回りの整理整頓がなかなか出来ていないという方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私もその一人です。
何事もきっかけと勢い(ヤル気やモチベーション)が大事です!
これを良い機会として重い腰をあげてみましょう。
まずはそこからです。これが大きな一歩となります。
6、整理にはいろいろある
整理といっても実はいろいろあります。まずはすべての基本となる現状の収入と支出を整理(把握)する事からはじめましょう。
実は私自身、無職となり分散収入を始めるまでは通帳などでなんとなくは把握していたものの、細かくは把握しておらず言い換えるならばドンブリ勘定でした。
分散収入にせよ、早期リタイア生活にせよ、月あたりいくらの収入と支出なのかを把握していないと生活が破綻しかねません。
とくに大切なのは後者の支出です。
最低支出分をまかなえるだけの収入を分散して得ることが出来ないと赤字となり生活が成り立たなくなってしまいます。
7、家計簿を付けて収支を見える化してみよう。
そこで家計簿を付けてみましょう。
ノートでもわら半紙でも良いですがオススメはエクセルのような表計算ソフトで簡単な表をつくり、月ごとあるいは週ごとに
-食費
-医療費
-交際費
-ガソリン代
-車の維持費(月ごとに割った)
など大まかなジャンルにわけて支出の合計を足してみましょう。
なお、ジャンルは細かいほうがより具体的となり、後ほど節約やムダ、ムラ、ムリを減らしていく点を見つけ出しやすいです。