1、分散収入と節約をハイブリットしよう
リスクを分散させながら収入を得る分散収入生活の仕組みとしてこれまでのページで以下の事について述べてきました。ー投資(株式:例えば1557 SPDR SP500ETF、FX:豪ドル/円)
ー在宅で出来る副業(クラウドワーキングやアフィリエイト、せどり)
ーアルバイトやパートタイムによる収入
これまでのページで取り上げてきた事は外から入ってくる収入についてです。
ここでは分散収入生活を成功し、かつそれを継続していくために重要である節約を取り上げます。
給料が年収300万円時代(月収約25万円)から200万円時代(月収約16.6万円)となり、かつ物価はジワジワ上昇している現状では一部の高給取りを除いて多くの労働者の方々の給与は物価に対しても実質目減りしていることは明白でしょう。
結婚されている方はパートなどで共稼ぎにより入ってくる収入のアップも大切ですが一方で出て行く支出を節約によりなるべく減らしていくことも重要なのです。
いくら共稼ぎや高収入で世帯全体の収入が良くとも、散財とも言うべき右から左にお金をポイポイと使ってしまっていてはなかなかお金は貯まりません。
それどころか何かのきっかけで給与が減ってしまったり、リストラなどで失業してしまうと早急に生活が破綻しかねない訳です。
なぜならそれは客観的に見ると家計は自転車操業に近いということもあるでしょう。
つまり分散収入生活か否かを問わず、生活を継続し、かつ万が一に備えていくためにも節約は重要なのです。
また、分散収入生活では節約により支出を減らすことにより経済的にも精神的にも余裕を持ちやすくなりますし、投資での配当金やスワップポイント(スワップ金利)を生活費の一部として使わなければ、再投資をすることにより複利効果を高めることにもつながります。
節約方法には様々なことが挙げられますが、一番大切なことは意識を持ち、意識を持ち続けることです。
節約の前にまずは次の点を家計簿などで確認をしてみましょう。
ー入ってくるお金(収入)
ー月々あるいは年あたりにかかるお金(固定費)
ー出て行くお金(支出)
節約の大きなポイントとして次のことが挙げられます。
ー家賃(一般に月収の1/3が上限と言われています)
ー食費
ー民間の生命保険や医療保険の保険料(保険太りしていませんか?)
ー車の維持費(本当に車は必要ですか?維持にムリはありませんか?)
家賃は一般的に給料の1/3が上限と言われていますし、食費に思いのほかお金が掛かっているようでしたら、お肉は牛肉から鶏肉にしたり、スーパーの特売でお得に買ったお肉などを汁を処理して小分けに冷凍したり、お弁当を持参するようにするだけでも節約効果は十分あります。
まずは身近なところから無理のない範囲で徐々にでもかまわないので見直してみましょう。
なお、海外をあちらこちら放浪したり、海外沈没や外こもりによる長期滞在、ドイツのベルリンでワーキングホリデービザで1年住んでみた経験から、どこの国でも上記の節約のポイントは共通です。
またクレジットカードで決済すると、カードによってはポイント還元も得られます。
節約をしていても半年や1年単位では思いのほかポイントが貯まっているということもあります。
一例として
楽天カード→100円につき1ポイント
イオンカードセレクト→200円につき1ポイント
ストーンヘッドは楽天カードのポイントでTOEICの受験料を支払ったり、ANA(全日空)のマイレージにポイントを移行してマイルを加算したりポイントを有効に活用もしています。
→関連記事:【楽天カードマン】楽天カード×楽天証券×楽天銀行の利便性が更に向上します【楽天経済圏】
またイオンカードセレクトはスーパーのマックスバリュをはじめ、イオングループでの買い物と非常に相性が良く、ポイント5倍や5%オフの日などポイントのイベント時に洗剤やトイレットペーパーをまとめ買いする方法もあります。
(他社で買っても200円につき1ポイントは付きますが)
その上、イオンカードセレクトの特典としてイオン銀行での普通預金が0.10%で運用(税引き前、2017年8月17日現在。※2017年8月上旬に金利が0.10%へと変更となりました。)出来るので、私は投資の待機資金にも使っています。
またオートチャージした金額で国民健康保険などの税金や公共料金の支払いをミニストップにて行うことにより、ポイント還元という恩恵にあずかることも出来ます。
クレジットカードは海外旅行以外にも日本国内でもオンラインでの決済にも便利ですが、クレジットカードにはちょっと抵抗があるという方はクレジットカードのブランドの付いたデビットカードを使うという方法もあります。
クレジットカードとデビットカードの大きな違いはデビットカードでは決済をすると即座に銀行の普通預金口座からお金が引き落とされるという点です。
ただし、一般的には不正利用に対するカード保険が付いていますし、年間利用金額の0.2%のキャッシュバック(デビットカードによります)が受けられたり、国内や海外のATMで現金や現地通貨が引き下ろすころが出来るというメリットもあり、私は海外旅行に行くときは2枚は持って行きます。
(1枚は予備です)
→関連記事:海外旅行の計画と手配の順番その3http://stoneheadsuzuki.click/archives/706018.html
2、節税は1度で2度おいしい?
国民年金の方は付加保険料(毎月400円)を収めると、収めた分は2年間でモトが取れます。
また国民年金基金へ加入することにより厚生年金と同じように(まったく同じという訳ではないが)将来貰える年金の受給額を上げることもできます。
これらは確定申告などで申告することにより控除が可能で、節税効果も得られる他、受給時には受給金額を増やせるという1粒で2度おいしい節約方法です。
他にも個人事業主の方は小規模企業共済への加入や国民年金や厚生年金の方は確定拠出年金(iDeCo)への加入を検討してみるのも良いでしょう。
また国民年金の方でも厚生年金の方でもふるさと納税の利用を検討してみるのも手です。
以前に国民年金を若年者納付猶予や全額免除などで支払っていなかった場合は10年分までさかのぼって収めることが出来るので、収めることによる節税と将来の支給額の増額を狙ってみるのも手でしょう。
おおまかではありますが、今回は節約のポイントをまとめてみました。
スマホを含め、ネットが普及した現在では、法律にせよ制度にせよ情報格差や情報弱者により知らない方がどんどん損をしてしまう社会と言っても過言ではないでしょう。
情報はなんびとにも開かれるべきだと思うので、細かいところはまたおいおい専門ページを作っていこうと思います。
またヨーロッパやアメリカのように貧富の差が広がり、日本においても二極化が今後ますます増してくるのではと筆者は感じます。
そういった点を踏まえても、今後ますます節約の重要性が増してくるでしょう。
大切なのは節約の大切さに気づくことが出来るか否かです。
そして節約をしなくてはならない!と過剰に思うのではなく、楽しみながら度が過ぎ無い程度に無理なく継続して節約を実行していきましょう。
まさに継続は力なりです。
結果(効果)は預金通帳なり家計簿で徐々に見ることが出来ます。
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