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2017年3月25日土曜日

苔盆栽をはじめてみました

1、きっかけ

ドイツのベルリンにワーキングホリデーで住んでいたときにルーメイトのルーマニア人が
「日本人だったSUSHIの作り方とBONSAIは知っているだろ?」


盆栽:五葉松

とのことで彼の話を色々聞いてみると、彼はルーマニアで消防士として勤務をしていたのですが、腰痛が悪化してからは退職して絶望のどん底にいたそうなのです。

ところがあるとき、盆栽の存在を知り、盆栽に人生の楽しみを見つけてそれ以降はアルバイトで細く生活をしながらも、盆栽を楽しみながらやっていたそうなのです。






そんな話を聞き、盆栽は日本で見た事はあるものの、外から日本を見る事により、日本の文化のすばらしさを再発見することが出来ました。
また、ベルリンにいるときに彼と一緒に市内のBONSAISHOPや日本庭園を見て回って1000ユーロの五葉松の盆栽に驚いたりもしました。

やはり日本にいると灯台下暗しというか、日頃身近にあるのに日本のすばらしさを忘れかけている事が多々あります。
この点では外からの人である外国人のほうが、違った視点から物事を見ていたり、気づいたりしやすい事もあるのかもしれません。

日本に帰国してからは自分の体調が悪化してしまったこともあり、私も絶望のどん底にいましたが、ふと盆栽の話を思い出し、療養をしながらネットで盆栽について調べてみたのです。
値段もピンキリではあるものの、そろえる道具や育てる知識、技術、センスが高いレベルで必要ではと感じました。
つまり盆栽は私には敷居が高かったのです。

そこでドケチを改め、「倹約家」(最近は賢約家ともいうようです。)の私でも低予算であまり知識も必要なく、カジュアルに気軽に盆栽を楽しむ方法はあるのか模索してみたのです。

いろいろ調べてみたところ、苔の盆栽ならば出来そうで、更に駐車場など道を歩いているときにあちらこちらにコケが生えていることに気づきました。
苔盆栽ならば器(盆)とある程度の土があれば手軽に始める事が出来そうなのです。

ベランダを良く見てみたら、実は使っていないプラスチックの小さな鉢に苔がいつの間にか生えているので、これをうまく使って苔盆栽を楽しみながら育てていこうと思っています。


未完の大作?


基本は倹約とお気軽がモットーなので、器(盆)や盆栽に必要な道具も100円ショップなどを回ってなるべく安く用意していく予定です。





ピンセットがあると便利

さすがにプラスチックの鉢のままでは味っ気が無くて、ワビさびも薄れてしまい和の心を感じにくいですからね。




水はけを考えるとやっぱり器に穴が必要 

また、近い将来的に松ぼっくりを拾ってきて、苔の上に松ぼっくりを置き、そこから松を気長に長い目で育てていきたいです。長期投資のように。





2、盆栽から学ぶ

盆栽を手間隙かけて育てていく事は、零細の個人投資家とはいえ、それはまるで自分が投資している企業や国の成長していく姿(結果)を見ているのと近いものがあるのではと思います。

長い年月のうちには時には苔に元気がなくなってしまい枯れてしまいそうになることもあるかもしれません。
企業も予期せぬ事件や事故、社会的な背景により業績や株価が低迷すうこともあるでしょう。
しかし手塩にかける事により、苔も企業も再び吹き返すこともあるのではないでしょうか。

盆栽はスピード社会の現代には逆行しているようにも思えますが、世の中早いばかりが能でもないかもしれません。
温故知新のように古き事から学び取ることも多々あるのではと思います。
少なくとも落ち着いた心や見極める能力は投資の上でも個人の生活でも活用が出来るのではと思います。



3、おわりに

埼玉県の大宮は大宮盆栽村をはじめ、大宮盆栽美術館など盆栽タウンと化しており日本における盆栽文化のメッカといっても過言ではないでしょう。 
外国人の知人と富士山など観光地を一緒に訪れるときもあるのですが、機会がいあったら大宮の鉄道博物館と一緒に訪れてみたいですね。